経済産業省が17日に発表したエチレン生産速報によると、8月の生産量は前年同月比1.5%減の54万3000tとなり、6カ月連続で前年実績を下回った。ただ前月比では、8.4%増とプラスを継続している。
とはいえ、前年同月は定修が1プラントだったのに対し、8月は定修がなかったことを踏まえると、需要の減少から稼働率が上がらなかったと見られる。
2020年9月23日
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2020年9月18日
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業界筋によると、8月の汎用4樹脂の国内出荷は全樹脂が揃って前年同月比マイナスとなった。低密度ポリエチレン(LD)、高密度ポリエチレン(HD)、ポリプロピレン(PP)は減少傾向を継続し、ポリスチレン(PS)は2カ月ぶりに前年を下回った。引き続き近年の出荷量としては低レベルの出荷となった。
ポリオレフィンでは、主用途のフィルム分野で、LDは減少幅が縮小したものの、HDは依然として低調に推移。PPは前月に一時的な増加が見られたが、再び前年割れとなった。フィルム以外の用途では、PPの射出成形分野の出荷が輸送機械産業の操業正常化に伴って減少幅が縮小した。PSは包装分野の出荷が前年並みに落ち着く一方で、雑貨・産業分野などの減少からマイナスとなった。前月比では、夏季休暇による稼働日減少もあり、4樹脂ともに大幅なマイナスとなった。
8月の品目別の出荷合計は、LDは
2020年9月18日
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