ABS樹脂 8月の総出荷は20%減、前年比では改善傾向に

,

2020年9月16日

 日本ABS樹脂工業会がこのほど発表した出荷実績によると、8月の総出荷量は前年同月比20%減の2万500tとなった。国内出荷は同24%減の1万3100t、輸出は同11%減の7400tとなり、どちらも5月を底にマイナス幅が減少し、改善傾向が続いている。前月比では、国内出荷5%減、輸出1%減と若干落ち込んだが、8月は連休などで、工場の稼働が低下したものと見られる。

 8月の国内出荷を用途別で見ると、車輌用が

このコンテンツを閲覧するにはログインが必要です。お願い . あなたは会員ですか ? 会員について