財務省 2月の輸入ナフサ価格はCIF4万4千円/kl

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2020年4月1日

 財務省がこのほど発表した貿易統計によると、2月の輸入ナフサ価格は581.34ドル/t、CIF4万4000円/kl(為替レート:109.5円/米ドル)となった。なお、諸チャージ「2000円」を加算した国産試算価格は4万6000円/kl。

 2月の輸入ナフサ価格は、ドルベースで

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ABS樹脂 2月の総出荷は10%減、国内・輸出とも減少

2020年3月27日

 日本ABS樹脂工業会がこのほど発表した出荷実績によると、2月の総出荷量は前年同月比10%減の2万6500tとなった。国内出荷は同10%減の1万7800t、輸出も同9%減の8700tと、どちらも大きく減少し総出荷を押し下げる結果となった。

 2月の国内出荷を用途別で見ると、

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塩ビ樹脂 2月の総出荷は4%減、国内出荷減も回復基調に

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2020年3月26日

 塩ビ工業・環境協会(VEC)がこのほど発表した需給実績によると、2月の塩ビ樹脂(PVC)の総出荷量は前年同月比4%減の13万8000tとなり、5カ月連続で減少した。そのうち国内出荷は、同6%減の8万800t、輸出は同2%減の5万7200tだった。

 国内出荷を用途別で見ると、硬質用は

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プラ工連1月実績 生産は減少継続、原材料輸出は堅調

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2020年3月25日

 日本プラスチック工業連盟がこのほど発表したプラスチック原材料・製品の生産・輸出入状況によると、確報となる昨年12月のプラスチック原材料生産は、前年同月比5%減の91万2000tと6カ月連続で減少した。1月の速報でも前年を同9%下回っており、マイナス基調が継続している。

 1月の主要品目では、ポリエチレンは

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石化協 2月のMMAモノマー国内出荷は20%増に

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2020年3月23日

 石油化学工業協会が19日に発表した2月のMMA(メタクリル酸メチル)の需給実績によると、モノマーの国内出荷は前年同月比20%増の1万2524t。ポリマーの国内出荷は、押出板・注型板向けが同20%減の1784t、成形材料向けは同13%減の4534tだった。

 輸出はモノマーが同23%減の6198t、ポリマーの押出板・注型板向けは同10%減の106t、成形材料向けは同10%増の2982tとなった。

石化協 MMAの2月需給

汎用四樹脂 2月の国内出荷はすべて前年比マイナスに

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2020年3月23日

 業界筋によると、2月の汎用四樹脂の国内出荷は、すべての樹脂で前年比マイナスとなった。ポリエチレンはフィルム分野の出荷減少が続いており、特に高密度ポリエチレン(HDPE)ではフィルム用途以外のパイプ用途などでの減少も見られ、低密度ポリエチレン(LDPE)、HDともマイナスだった。

 また、ポリプロピレン(PP)は、射出成形分野のほか、繊維分野での出荷が減少。ポリスチレン(PS)は電気工業用、包装分野での出荷減少が響きマイナスとなった。

 一方、前月比は、PPとPSがプラスに転じたほか、LDは前月並み、HDのみがマイナスだった。前月は年始休暇に伴う影響やオレフィン供給ネックもあり、四樹脂で軒並み出荷が減少していたが、2月は原料供給の面でも落ち着きを見せたことが背景にある。

 2月の出荷合計を品目別に見ると、

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石化協 2月のエチレン生産は7%増、稼働率95%を下回る

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2020年3月23日

 石油化学工業協会が19日に発表した主要石化製品18品目生産実績によると、2月のエチレン生産は前年同月比7.1%増の52万2000tだった。

 稼働プラントの平均稼働率は94.9%で、

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経産省 1月のエチレン換算輸出入は8万8000tの出超に

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2020年3月17日

 経済産業省が13日に発表したエチレン換算輸出入実績によると、1月は8万8500tの出超となった。エチレン換算輸出は前年同月比12.8%減の17万2800tとなり、2018年9月以来、16ヵ月ぶりにマイナスとなった。

 ポリエチレンやスチレンモノマー、ポリスチレンはプラスとなったものの、最大輸出品目のエチレンは

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経産省 2月のエチレン生産は2カ月ぶりにプラス

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2020年3月17日

 経済産業省が13日に発表したエチレン生産速報によると、2月の生産量は前年同月比7.1%増の52万2000tとなり、2カ月ぶりにプラスとなった。前月比でも0.7%増となり、同様に2カ月ぶりにプラスとなった。定修は1プラントで実施した。前年同月は定修を行ったプラントはなかったものの、2プラントでのトラブル要因などで、生産量は48万7500tと大きく落ち込んだ。

 また、先月には旭化成と三菱ケミカルが共同で運営する水島工場(岡山県倉敷市)のエチレンプラントが2週間にわたり停止したこともあり、同様に生産量が減少した。2月は前年同月比、前月比ともにプラスとなったが、新型コロナウイルス感染拡大による消費の冷え込みを受けた可能性もある。引き続きその影響が懸念される。