石油化学工業協会が20日に発表した5月のMMA(メタクリル酸メチル)の需給実績によると、モノマーの国内出荷は前年同月比4%減の1万873t。ポリマーの国内出荷は、
石化協 MMAモノマーの5月の国内出荷は4%減
2019年6月21日
2019年6月21日
2019年6月21日
業界筋によると、5月の汎用四樹脂の国内出荷は、ポリプロピレン(PP)はプラスとなったものの、低密度ポリエチレン(LDPE)と高密度ポリエチレン(HDPE)はマイナス、ポリスチレン(PS)は微減となった。
PPは前年が定修影響から出荷が制限された状態にあったが、今年は定修規模も縮小し、射出成形分野などの出荷が増加したことからプラスになった。LDPEとHDPEは、フィルム分野で出荷減少が続いていることもありマイナス。PSは雑貨・産業分野、FS分野での増加がある一方、包装分野の出荷が減少し微減となっている。
5月の出荷合計(輸出含む)を品目別で見ると、
2019年6月21日
2019年6月20日
2019年6月19日
2019年6月18日
2019年6月18日
2019年6月18日
2019年6月17日
2019年6月12日
日本プラスチック工業連盟はこのほど、定例会見を開き、原材料・製品の生産・輸出入状況などの報告を行った。
確報となる3月のプラスチック原材料生産状況は、前年同月比微増の89万4000tと2カ月ぶりにプラスだったが、4月の速報では2%減と、再び前年を下回る見込み。
4月は主力のポリエチレンとポリプロピレン、ポリスチレン(AS樹脂、ABS樹脂を含む)が前年割れ、塩化ビニル樹脂は2桁増となっている。
また、3月のプラスチック製品生産状況は、同2%減の49万6000tと6カ月ぶりにマイナスとなったが、4月の速報でも前年割れで推移する見込み。4月は機械器具部品やパイプ、容器(中空成形)などは前年を上回ったものの、主力のフィルム・シートが振るわなかった。
一方、確報となる4月のプラスチック原材料輸出は、3カ月連続で