石油化学工業会が19日に発表したMMA(メタクリル酸メチル)の需給実績によると、今年上期(1-6月期)のモノマーの国内出荷は、前年並みの6万3471tとなった。
ポリマーの上期国内出荷は、押出板・注型板向けが前年同期比8%減の1万2638t、成形材料向けが
2019年7月19日
2019年7月19日
2019年7月19日
2019年7月18日
塩ビ工業・環境協会(VEC)が17日に発表した需給実績によると、今年4-6月期の塩ビ樹脂(PVC)の総出荷量は前年同期比9%増の39万1800tとなり、昨年10-12月期から3期連続のプラスとなった。4-6月期の国内出荷は1%減の25万1400tで推移。
用途別で見ると、硬質用は4%減の13万2800t、軟質用は3%減の6万800t、電線・その他用は7%増の5万7800t。輸出は、34%増の14万400tと大幅な増加となった。
同日開催の定例会見で、横田浩会長(トクヤマ社長)は、「国内出荷は対前年同期比で、若干下振れしたが、ほぼ前年並みの仕上がりと捉えている。2017年との比較で見ると、
2019年7月17日
2019年7月17日
2019年7月17日
2019年7月17日
日本スチレン工業会が16日に発表した生産出荷実績によると、2019年1-6月期のポリスチレン(PS)の国内出荷は前年同期比1%減の32万7000tとなった。
同日開催の定例会見で佐藤公会長(PSジャパン社長)は、「4月の値下げを見越し3月は買い控えで落ち込んだが、4月以降は反動で回復してきている」と総括した。
輸入品については「1、2月は内外価格差が逆転し輸入品が増加したが、4月の値下げで再逆転し5月は1500tに減少した」とし年間換算では3万8400t(昨年約3万t)との見通しを示した。
1-6月期の国内出荷を用途別で見ると、
2019年7月10日
日本プラスチック工業連盟はこのほど、定例会見を開き、原材料・製品の生産・輸出入状況などの報告を行った。
確報となる4月のプラスチック原材料生産状況は、前年同月比3%減の85万9000tとマイナスに転じ、5月の速報でも同1%減となっている。5月の主要製品は、ポリプロピレンが回復したものの、ポリエチレンとポリスチレン(AS樹脂、ABS樹脂を含む)は前月に続き前年割れ、塩化ビニル樹脂は前月の2桁増から一転してマイナスとなったことで、全体として前年水準を下回った。
また、4月のプラスチック製品生産状況は、同微減の49万1000tと2カ月連続でマイナスとなり、5月の速報でも前年割れで推移している。5月は主要製品の機械器具部品と容器(中空成形)は前年を上回ったものの、主力のフィルム・シートが振るわず、パイプや日用品・雑貨なども軒並みマイナスとなった。
一方、確報となる5月のプラスチック原材料輸出は、4カ月ぶりに減少した。熱硬化性樹脂の数量は
2019年7月5日