アジア各国向けは高水準、中国は9%マイナスに
貿易統計によると、米国の2019年のポリエチレン(PE)輸出は、前年比43.9%増の932万7000tとなった。米国でシェール由来のクラッカーやPE設備が相次いで立ち上がったことで輸出量が拡大、2018年から約300万tも増加したことになる。
2019年の推移を見てみると、
2020年3月12日
2020年2月6日
2020年1月20日
2019年12月16日
2019年12月12日
2019年11月21日
2019年11月6日
2019年10月25日
中国向けはやや減速、ベトナム・韓国などが大幅伸長
貿易統計によると、米国の7月のポリエチレン(PE)輸出は、前年同月比39.4%増の77万3000tとほぼ6月並み(77万5000t)となった。シェール由来の大型エタンクラッカーやPE設備が相次いで稼働を開始し、全世界に輸出が加速。3月に月間70万t超となり、その後も80万tに迫る勢いを見せている状況だ。
7月の主な輸出先は、1位がメキシコ(10万t)、2位がベルギー(8万1000t)、3位がカナダ(6万6000t)、4位が中国(5万700t)、5位ブラジル(5万600t)となった。中国は
2019年9月26日
2019年9月12日