クラレ 人事(1日)

2021年9月2日

[クラレ・人事](1日)▽管理部門総務・人事本部研修所研修第1グループリーダー末弘健▽新潟事業所動力部長延原保清▽出向Kuraray Asia Pacific Pte.Ltd.植垣文雄。

クラレ エラストマー3製品を値上げ、コスト上昇に対応

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2021年8月26日

 クラレは25日、水添スチレン系熱可塑性エラストマー「セプトン」「ハイブラー」、ブロック化エラストマー「TUポリマー」のグローバル価格について、10月1日出荷分から値上げすると発表した。改定幅はいずれも「0.44USドル/kg」。

 同3製品については、2月、4月、8月に続き今年4度目の値上げとなる。対象製品の主要原材料やユーティリティ・物流費用などを含む各種コストの上昇は、同社の自助努力による吸収の範囲を超えてきている。こうした状況下、安定供給の維持と採算改善のために価格改定の実施を決定した。

 

クラレ EVOH製品を再値上げ、採算改善し安定供給へ

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2021年8月23日

 クラレは20日、エチレン・ビニルアルコール共重合体(EVOH)製品「エバール」、回収助剤「GFシリーズ」、パージング材「ETC-103」について、9月1日出荷分から値上げすると発表した。同3製品の値上げは、2月に続く今年2回目。改定幅は、国内向けの標準銘柄が「50円/kg」、特殊銘柄が「70円/kg」、アジアパシフィック・北南米向けの標準銘柄が「0.50USドル/kg」、特殊銘柄が「0.70USドル/kg」、欧州向けの標準銘柄が「0.42ユーロ/kg」、特殊銘柄が「0.60ユーロ/kg」。

 対象製品の主要原料価格の高騰に加え、ユーティリティコストや物流費など各種コストが上昇しており、同社の自助努力によるコスト吸収の範囲を超えるものとなっている。こうした中、採算改善を行い、安定供給を維持するために、価格改定の実施を決めた。

クラレの1-6月期 ビニルアセテートが好調で増収増益

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2021年8月19日

 クラレは12日、2021年12月期第2四半期(1-6月期)の連結業績を発表した。売上高は前年同期比15%増の3023億円、営業利益55%増の304億円、経常利益62%増の285億円、純利益28%増の117億円となり、その他を除く各セグメントが増収増益を達成した。

 中でもビニルアセテートセグメントは、売上高22%増の1484億円、営業利益46%増の246億円となり全体の収益をけん引した。ポバール樹脂やEVOH樹脂の生産面では米国寒波影響を受けたものの、ポバール樹脂、光学用ポバールフィルム、PVBフィルム、水溶性ポバールフィルム、EVOH樹脂ともに出荷が増加した。

 なお同日、通期業績予想の修正を発表。売上高6100億円(前回発表比400億円増)、営業利益660億円(同110億円増)、経常利益610億円(同110億円増)、純利益330億円(同30億円増)に上方修正している。自動車、電子デバイス、ディスプレイなどの需要が好調に推移しており、下期以降も販売の堅調な推移を見込む。

クラレ PVA樹脂など4製品を値上げ、安定供給維持で

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2021年8月19日

 クラレは18日、ポリビニルアルコール(PVA)樹脂「クラレポバール」「エルバノール」、PVA系樹脂「エクセバール」「モビフレックス」の4製品について、今月23日出荷分から値上げすると発表した。4製品とも2月、4月、5月に続く今年4度目の価格改定となる。改定幅は、いずれも国内が「30円/kg以上」、アジアパシフィック、北米・南米、中東・アフリカが「0.30USドル/kg以上」、欧州が「0.25ユーロ/kg以上」。

 現在、PVA樹脂の需給バランスは急速にタイト化が進む一方で、対象製品の各種コストの上昇は同社の自助努力によるコスト吸収の範囲を超えるものとなっている。このような状況下、採算改善により安定供給を維持するために今回、再度の価格改定実施を決めた。

クラレ 人事(1日)

2021年8月2日

[クラレ・人事](1日)▽岡山事業所ポバール・エバール生産・技術開発部次長兼ビニルアセテート樹脂カンパニー生産技術統括本部エバールプロジェクト推進チームリーダー(岡山駐在)船越淳二▽出向Kuraray America,Inc.坪井俊雄。

クラレ、小6の就きたい職業1位はスポーツ選手と看護師

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2021年7月19日

 クラレが今春小学校を卒業した子どもと、その親を対象に行った「将来就きたい職業」「就かせたい職業」のアンケート調査によると、男の子が就きたい職業の1位は昨年に続き「スポーツ選手」、女の子の1位は昨年から順位を1つ上げた「看護師」だった。

 男の子が就きたい職業1位「スポーツ選手」の内訳は、サッカー(44.7%)、野球(23.5%)、eスポーツ(8.2%)、テニス(4.7%)、バスケットボール(4.7%)が上位にランクイン。昨年2位のサッカーが同1位の野球を大きく上回り、一昨年初めて登場したeスポーツは3.2ポイント上昇し、年を追うごとに人気度を高めている。2位には昨年4位の「研究者」、3位は同10位の「教員」と、いずれも順位を上げた。「研究者」の内訳を見ると、海洋生物学者、天文学者、製薬研究員のように明確な回答も過半数に迫った。「ユーチューバー」は昨年の16位から大きく順位を伸ばし過去最高の4位に入った。

 女の子の2位は昨年6位の「教員」、3位は同1位の「保育士」。10位以内には1位の「看護師」を含め、6位「薬剤師」、9位「医師」「医療関係」と医療職が4つランクインした。今年、2.5ポイント上昇と最も比率を伸ばしたのは8位の「芸能人・歌手・モデル」。中でも声優は48.0%を占め、人気のアニメ作品など多方面で活躍する声優に憧れる女の子が増えているようだ。

 一方、保護者が就かせたい職業は、男の子の親は、1位「公務員」、2位「会社員」、3位「エンジニア」と安定志向が伺える。女の子の親は、1位「看護師」、2位「公務員」、3位「医療関係」となり、子どもと同じく医療職が人気だった。

 調査は今年3月に小学校を卒業した子どもとその親のうち、使い終わったランドセルをアフガニスタンの子どもに贈る、同社の社会貢献活動「ランドセルは海を越えて」キャンペーンに協力した人を対象に行った。有効回答は男の子とその親が各506人、女の子とその親は各527人だった。

 

クラレ ESG投資指数の構成銘柄に選定、5年連続

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2021年7月16日

 クラレはこのほど、ESG(環境・社会・ガバナンス)投資指数であるFTSEラッセル社の「FTSEブロッサム・ジャパン・インデックス」に5年連続で選定されたと発表した。

 クラレは、同社の「FTSE4グッド・インデックス・シリーズ」、米国MSCI社が開発した「MSCIジャパンESGセレクト・リーダーズ指数」「MSCI日本株女性活躍指数(WIN)」、S&Pダウ・ジョーンズ・インデックス社の設計した「S&P/JPXカーボン・エフィシェント指数」の構成銘柄にも継続して選定されており、年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)が採用するすべてのESG投資指数に選定されている。

 クラレグループは、今後もコーポレートステートメントの使命に掲げる「世のため人のため他人(ひと)のやれないことをやる」の下、環境に配慮したモノづくりの推進と、事業活動を通じた社会への貢献を目指すとともに、コーポレートガバナンスの強化を図っていく考えだ。

クラレ エラストマー3製品再々値上げ、原料費など高騰

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2021年7月9日

 クラレは8日、水添スチレン系熱可塑性エラストマー「セプトン」「ハイブラー」、ブロック化エラストマー「TUポリマー」のグローバル価格を、8月1日出荷分から値上げすると発表した。改定幅はいずれも「0.33米ドル/kg」。

 同3製品については、2月、4月に続く今年3度目の値上げとなる。対象製品の主要原材料やユーティリティ・物流費用などを含む各種コストの上昇は、同社の自助努力による吸収の範囲を超えてきている。こうした状況下、安定供給の維持と採算改善のために価格改定の実施を決めた。