プライムポリマー PEとPP値上げ、連休明けから実施

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2024年4月18日

 プライムポリマーは17日、ポリエチレン(HDPE、LLDPE)とポリプロピレン(PP)を5月7日納入分から値上げすると発表した。改定幅は、いずれも「15円/kg以上」。

 OPECプラスの協調減産やサウジアラビアなどの自主減産が継続する中、地政学リスク上昇に伴う原油価格高騰に加え、日米の金利差を主要因とした円安影響も重なり、国産ナフサ価格は8万円/klを超える水準で推移すると見込まれる。

 こうした厳しい経済環境下、同社はあらゆるコストダウンに取り組んでいるが、コストの上昇は自助努力により吸収できる水準を大きく超えていることから、価格改定せざるを得ないと判断した。なお同社は、想定したナフサ基準価格が大きく変動する際は、改定幅を修正する場合もあるとしている。

 

プライムポリマー 肥料袋をMR、全農と連携し製品化

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2024年3月27日

 プライムポリマーは26日、JA全農と進めていた、肥料袋の原料の一部をマテリアルリサイクル(MR)樹脂に置き換えた肥料袋の製品化に成功したと発表した。 

「リプライム」は、プライムポリマーが展開するリサイクル製品ブランド

 両者は今回の開発を受け、

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プライムポリマー PEとPP値上げ、「8円/kg以上」

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2024年1月30日

 プライムポリマーは29日、ポリエチレン(HDPE、LLDPE)とポリプロピレン(PP)を4月1日納入分から値上げすると発表した。改定幅はいずれも「8円/kg以上」。一部製品については、副資材コストの上昇、採算是正のため追加価格改定を実施する。

 背景には、今年4月にトラックドライバーの時間外労働上限が規制されることに伴い、運賃単価上昇や新たな配送拠点設置などにより大幅なコスト増が見込まれることがある。これに加え、労務費などの上昇により、設備維持費や委託作業費といった製造コストも増加している。

 こうした厳しい経済環境下、同社はあらゆるコストダウンに取り組んでいるが、コストの上昇は自助努力により吸収できる水準をはるかに超えるものとなることから、価格改定せざるを得ないと判断した。なお同社は、想定した経済環境が大きく変動する際は、改定幅を修正する場合もあるとしている。

 

 

プライムポリマー 樹脂袋水平リサイクル、来年2月開始

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2023年12月20日

 プライムポリマーは、自社製品包装用の樹脂袋を水平リサイクルしたリサイクル樹脂袋の運用を、来年2月から本格的に開始する。 

現行デザイン(左)と変更後デザイン(右)の比較。インク使用量削減のため、ロゴ回りのデザインをすっきりさせ、印刷面を縮小した

 同社は昨年から、プラスチックの

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プライムポリマー PEとPP再値上げ、来月から実施

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2023年10月17日

 プライムポリマーは16日、ポリエチレン(HDPE、LLDPE)とポリプロピレン(PP)を11月1日納入分から値上げすると発表した。改定幅は「10円/kg以上」。

 OPECプラスの協調減産、サウジアラビアなどの自主減産継続、地政学リスクの高まりに伴う原油価格高騰に加え、日米の金利差を主要因とした円安影響もあり、国産ナフサ価格は7万7000円/klを超える水準で推移すると見込まれている。同社は厳しい経済環境下、あらゆるコストダウンに取り組んでいるが、こうしたコスト上昇は自助努力により吸収できる水準を超えていることから、10月の値上げに続き、再度価格改定せざるを得ないと判断した。

  なお、想定したナフサ基準価格が大きく変動する場合は、改定幅を修正する場合もあるとしている。

ポリオレフィン 各社相次ぎ値上げ、原料高に対応

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2023年9月21日

ナフサ急騰と円安が要因、4Qは7万5000円超も

 ポリオレフィンメーカー各社は、ナフサ高に対応した値上げを8月下旬から相次いで発表している。

 改定幅を見ると、ポリエチレン(PE)では、

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三井化学 バイオマスPPがカマンのリユース容器に採用

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2023年9月12日

 三井化学は11日、子会社のプライムポリマーが製造販売するマスバランス方式のバイオマスポリプロピレン(バイオマスPP)「Prasus(プラサス)」が、カマン(神奈川県鎌倉市)が展開する飲食店からのテイクアウトごみ削減のためのリユース容器シェアリングサービス「Megloo(メグルー)」の専用容器に採用されたと発表した。 

バイオマスPPを採用した「Megloo」サービスのリユース容器(左)と、同容器を展開するカマンの「善積代表取締役(右)

 カマンの善積真吾代表取締役は、採用の決め手を、

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プライムポリマー PEとPP値上げ、原料高で来月から

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2023年9月6日

 プライムポリマーは5日、ポリエチレン(HDPE、LLDPE)とポリプロピレン(PP)を、10月1日納入分から「15円/kg以上」値上げすると発表した。

 OPECプラスの協調減産、サウジアラビアなどの自主減産に伴う原油価格上昇に加え、日米の金利差を主要因とした円安影響もあり、国産ナフサ価格は7万2000円/klを超える水準で推移すると見込まれている。

 同社は厳しい経済環境の下、あらゆるコストダウンに取り組んでいるが、コストの上昇は自助努力により吸収できる水準を超えていることから、価格改定せざるを得ないと判断した。なお、想定したナフサ基準価格が大きく変動する場合は、改定幅を修正する場合もあるとしている。