【夏季特集】三菱ケミカルグループ

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2022年8月10日

代表執行役エグゼクティブバイスプレジデント
チーフサプライチェーンオフィサー 福田信夫氏

物流・サプライチェーン改革を推進、DXで可視化し最適化へ

 三菱ケミカルグループは、昨年12月に新経営方針「Forging the future 未来を拓く」を掲げた。サステナビリティにフォーカスしたポートフォリオの構築や組織の簡素化、グループ全体のコスト構造改革といった効率化を行い、生産性と利益の改善により企業成長を促したい考えだ。その実現に向け、グリーン化やデジタル化を進める一方で、

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UBE 三菱ケミカルグループのAPIC取得、CDMO事業を強化

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2022年8月8日

 UBEは5日、三菱ケミカルグループの生命科学インスティテュートが保有する「エーピーアイコーポレーション」(APIC)の全株式を取得することに合意し、株式譲渡契約を締結したと発表した。

 APICは、

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三菱ケミカルグループの4-6月期 値上げ断行で売上収益は過去最高

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2022年8月4日

 三菱ケミカルグループは3日、2023年3月期第1四半期(4―6月期)の連結業績(IFRS)を発表した。売上収益は前年同期比19%増の1兆1065億円、コア営業利益19%減の721億円、営業利益22%減の680億円、純利益10%減の449億円となった。

 オンライン会見において、中平優子執行役エグゼクティブバイスプレジデントCFOは、

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三菱ケミカルグループ バイオエンプラがアウトドアウオッチに採用

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2022年8月2日

 三菱ケミカルグループは1日、バイオエンプラ「DURABIO(デュラビオ)」が、カシオのアウトドアウオッチ「PRO TREK PRG‐340」のベゼルに採用されたと発表した。同製品は今月5日から発売される。なお、「デュラビオ」が時計部品に採用されたのは今回が初めてとなる。

「デュラビオ」が採用されたカシオ「PRO TREK」

 「デュラビオ」は、

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三菱ケミカル 英国でEVOHを増強、旺盛な需要に対応

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2022年7月29日

 三菱ケミカルグループは28日、食品包装材などに使われるエチレン・ビニルアルコール共重合樹脂(EVOH)「ソアノール」について、英国で2万1000tの能力増強を決定したと発表した。2025年7月の稼働を予定している。

 「ソアノール」は

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三菱ケミカルグループ EVOHに助剤を添加、リサイクル認証を取得 

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2022年7月21日

 三菱ケミカルグループは20日、食品包装材になどに使われるエチレン・ビニルアルコール共重合樹脂(EVOH)「ソアノール」にリサイクル助剤「ソアレジン」を添加した多層フィルムについて、欧州のリサイクル認証機関である「cyclos‐HTP」(ドイツ)によるリサイクル認証を取得したと発表した。

 EVOHは

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三菱ケミカルグループ キレート剤を国内外で値上げ、原料価格が高騰

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2022年7月19日

 三菱ケミカルグループは15日、キレート剤であるエチレンジアミン四酢酸(EDTA)およびジエチレントリアミン五酢酸(DTPA)について、7月18日出荷分から値上げすることを決定し、需要家と交渉に入ったと発表した。改定幅は、EDTA類が国内「100円/kg以上」、輸出「740ドル/t以上」。DTPA類が国内「180円/kg以上」、輸出が「1300ドル/t以上」。

 キレート剤は国内の洗剤や肥料向けの需要が堅調に推移し、海外では水処理用途を中心に需要が伸張している。一方、原油価格の上昇により国産ナフサ価格が?8万円を超えるレベルで推移していることを受けて、EDA・苛性ソーダ・ホルマリンといったキレート剤の原料価格が高騰。加えて梱包材料、物流費など諸経費が上昇し、さらに働き方改革や設備安全への要求の高まりから製造コストが上昇するなど、採算が悪化している。

 同社グループは、生産の効率化などによるコスト低減努力を続けているが、原料価格の上昇は自助努力で吸収できる範囲を超えていることから、コスト上昇分を価格に転嫁せざるを得ないと判断し、価格改定の実施を決定した。