汎用四樹脂 4月の国内出荷は全品目で前年比マイナスに

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2020年5月25日

 業界筋によると、4月の汎用4樹脂の国内出荷は、すべての樹脂で前年同月比マイナスとなった。緊急事態宣言下の外出自粛に伴う個人消費の急減、輸送機械や関連産業での断続的な工場の停止などの影響が出ている。ポリエチレンのフィルム分野、ポリスチレン(PS)の包装資材関連の出荷が減少。また、ポリプロピレン(PP)の産業用途向けの射出成形分野の出荷が減少した。

 一方、前月比では、低密度ポリエチレン(LDPE)では前月に減少したフィルム分野、ラミネート分野の出荷が増加しプラス。高密度ポリエチレン(HDPE)はパイプ分野などの出荷減少から、PPは射出成形分野の大幅な減少から、それぞれマイナスとなった。PSは前月の出荷が一時的に増加した側面もあり反動でマイナスとなった。

 4月の出荷合計を品目別に見ると、

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ポリスチレン 3月の内需は11カ月ぶりにプラス  

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2020年4月22日

コロナ影響拡大、巣ごもり消費も先行き不透明に

 ポリスチレン(PS)は、3月に入り出荷量が増加している。スチレン工業会の発表によると、3月の内需(国内出荷)は前年同月比6%増の5万7400tとなり、昨年4月以来11ヵ月ぶりにプラスとなった。

 用途別に見ても、電機・工業用(同1%減)が

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フタル酸系可塑剤 2019年の国内出荷は5%減の20万t

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2020年1月27日

 可塑剤工業会がこのほど発表した需給実績によると、2019年(1-12月期)のフタル酸系可塑剤の国内出荷は前年比5%減の20万1000tとなり、2年連続で前年実績を下回った。

 品目別に見ると、DOPは7%減の9万6400t、DBP11%減の680t、DID

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汎用4樹脂 10月の国内出荷は全て前年割れに

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2019年11月22日

 業界筋によると、10月の汎用4樹脂の国内出荷は、低密度ポリエチレン(LDPE)、高密度ポリエチレン(HDPE)、ポリプロピレン(PP)、ポリスチレン(PS)の四樹脂全てがマイナスとなった。

 PEはフィルム分野をはじめ、総じて出荷量が減少した。PPでは射出成形分野やフィルム分野などの出荷が減少し、昨年11月以来の前年割れとなった。PSは

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