塩ビ樹脂 2019年度の国内出荷は下期陰り2%減

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2020年4月23日

需要期待値は前年並みも、コロナが下振れ要因に

 塩ビ工業・環境協会(VEC)がこのほど発表した需給実績によると、2019年度(19年4月~20年3月)の塩ビ樹脂(PVC)の国内出荷は、前年を2万5000t下回り、前年度比2%減の101万9000tとなった。上期(4-9月期)は好調だった前年度の勢いを維持し、高水準の出荷が続いたものの、下期(10-3月期)に入り陰りが見え始め、10月以降は前年を割り込む月が続いた。

 横田浩会長(トクヤマ社長)は20日に、19年度の出荷実績を総括するコメントを発表。昨年の度重なる自然災害などの影響に触れ、

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塩ビ樹脂 3月の総出荷は4%減、1-3月期も需要は弱含み

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2020年4月23日

 塩ビ工業・環境協会(VEC)がこのほど発表した需給実績によると、3月の塩ビ樹脂(PVC)の総出荷量は前年同月比4%減の13万8500tとなり、6カ月連続で減少した。国内出荷は、同4%減の8万4200t、輸出は同4%減の5万4300tだった。

 国内出荷を用途別で見ると、硬質用は

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塩ビ樹脂 2月の総出荷は4%減、国内出荷減も回復基調に

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2020年3月26日

 塩ビ工業・環境協会(VEC)がこのほど発表した需給実績によると、2月の塩ビ樹脂(PVC)の総出荷量は前年同月比4%減の13万8000tとなり、5カ月連続で減少した。そのうち国内出荷は、同6%減の8万800t、輸出は同2%減の5万7200tだった。

 国内出荷を用途別で見ると、硬質用は

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VEC 塩ビ樹脂の1月総出荷5%減、国内出荷減も回復傾向に

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2020年2月20日

 塩ビ工業・環境協会(VEC)が19日に発表した需給実績によると、1月の塩ビ樹脂(PVC)の総出荷量は前年同月比5%減の13万2200tだった。

 このうち国内出荷は4%減の7万9300t、輸出は6%減の5万2800t。国内出荷を用途別で見ると、電線・その他用は1%増の1万9200tと引き続き堅調に推移したものの、硬質用は4%減の4万1800t、軟質用は7%減の1万8300tと、いずれも4カ月連続の前年割れとなった。

 同日開催の定例会見で、横田浩会長(トクヤマ社長)は昨年10月以降の国内出荷を振り返り、「10~1月は対前年で

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VECなど 「PVCアワード2019」作品展示会、26日まで丸の内で

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2020年1月23日

準大賞の「スカイクリア防炎&『Ziptrak』ロールシステム」(手前)、マネキンに装着した審査員賞の「heige LS」
準大賞の「スカイクリア防炎&『Ziptrak』ロールシステム」(手前)、マネキンに装着した審査員賞の「heige LS」

 塩ビ工業・環境協会(VEC)など4団体が主催し、「新しい時代をCreateするPVC(塩ビ)製品」をテーマに公募した「PVCアワード2019」の作品展示会が、GOOD DESIGN Marunouchi(東京・千代田区)で行われている。

 今回のアワードの最高賞で、塩ビシートの耐候性・防炎性・透明性に着目した準大賞「スカイクリア防炎&『Ziptrak』ロールスクリーンシステム」(アキレス・後藤修斗氏)をはじめ、優秀賞5点、審査員賞2点、入賞4点のほか、応募作品のうち評価の高かった作品を合わせ、計48点を展示。軟質塩ビを中心に、いずれも素材の優れた加工性や着色・印刷性、耐久性といった特性を存分に生かした作品が集められた。

 優秀賞の「キャリー・ザ・サン」(ランドポート・傳馬綾氏)は、太陽電池で充電しLEDを点灯させる立方体のランタン。素材に塩ビとPETを使用しており、折り紙のように薄くコンパクトにたためるのが特長。

クラフト向けの「PVC Ribbon」
クラフト向けの「PVC Ribbon」

 審査員賞の「heige LS」(AssistMotion・橋本稔氏)は、PVCゲルに電圧を加えると収縮する性質を利用し、それを駆動源にすることで実現した、軽量で安価な、持ち上げ動作を補助する腰サポートウエア。NEDOと信州大学が共同開発し、同大学発のベンチャー・AssistMotionが来年の発売を予定する。

 僅差で受賞には届かなかった作品も、独創的なアイデアやデザインが盛り込まれており、思わず足を止め手に取りたくなるほどだ。着色性を効果的に演出したカラフルな作品も多い。「PVC Ribbon」(カラーデザインセンター・奥山泰助氏)は、色とりどりに着色した透明塩ビテープ。手芸用のクラフトテープのように自在に編み込むことでハンドメイドを楽しめる。

子どもを角部から守る「ピュアナガード」
子どもを角部から守る「ピュアナガード」

 「ピュアナガード」(フクビ化学工業)は、子どもたちを危ない角部から守る衝撃吸収性を備えたコーナーガード。保育施設のインテリアに合わせた6色を製品化し、4月の発売を予定する。

 17日からの開催以来、平均して日に200人を上回る来場者が訪れるという盛況ぶり。会場では、気に入った作品への投票・アンケートの実施や、塩ビ豆知識をまとめたパンフレットを配布するなど、塩ビの訴求も図っている。PVCの新たな用途を開拓し、さらなる需要喚起のためにも、今後の同アワードの展開と活用に期待したい。26日まで開催。

VEC 2019年の塩ビ樹脂総出荷は3年連続で160万t突破

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2020年1月23日

 塩ビ工業・環境協会(VEC)が22日に発表した需給実績によると、2019年(1-12月期)の塩ビ樹脂(PVC)の総出荷量は前年比5%増の169万7000tとなり、3年連続で160万tを上回る高水準で推移した。

 インドをはじめ新興国需要をベースとした輸出が2年ぶりに60万tを超え、同17%増の66万6000tと大きく伸長し、総出荷の増加をけん引した。

 一方、国内出荷は

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VEC 横田会長「内需回復に期待、樹脂窓を普及促進」

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2020年1月14日

挨拶を行う横田会長
挨拶を行う横田会長

 塩ビ工業・環境協会(VEC)は10日、都内で新年賀詞交歓会を開催し、関係者約260人が出席した。

 横田浩会長(トクヤマ社長)は冒頭の挨拶で、「昨年の内需は一昨年との比較でおおむね横ばいであった反面、新興国需要をベースとした輸出は好調に推移し、生産量は一昨年同様160万tを超えると見られる」と昨年を振り返った。

 また、不透明な世界情勢の中、国内では設備投資や住宅投資は力強さに欠け、経済界はやや盛り上がりに欠けた1年ではあったものの、塩ビ樹脂各社は

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塩ビ樹脂 11月は総出荷減も国内出荷に回復の兆し

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2019年12月23日

 塩ビ工業・環境協会(VEC)がこのほど発表した需給実績によると、11月の塩ビ樹脂(PVC)の総出荷量は、2カ月連続のマイナスで推移し前年同月比1%減の14万8500tだった。

 国内出荷は前月に続き減少し同6%減の9万400t、輸出は2カ月ぶりに上昇に転じ同8%増の5万8100tだった。国内出荷を用途別に見ると、電線・その他用は

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塩ビ樹脂 10月総出荷は13ヵ月ぶり減も内外で高水準

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2019年11月21日

 塩ビ工業・環境協会(VEC)が20日に発表した需給実績によると、10月の塩ビ樹脂(PVC)の総出荷量は前年同月比4%減の15万2300tとなった。国内出荷は2カ月ぶりのマイナスで4%減の9万3100t、輸出は13カ月ぶりのマイナスで3%減の5万9200tとなり、総出荷は昨年9月以来の13カ月ぶりのマイナスとなった。

 ただ、昨年の10月は、国内出荷については

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塩ビ樹脂 9月総出荷は16%増、7-9月期は10%増

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2019年10月17日

 塩ビ工業・環境協会(VEC)が16日に発表した需給実績によると、9月の塩ビ樹脂(PVC)の総出荷量は前年同月比16%増の15万2000tとなった。

 国内出荷は2カ月ぶりに増加に転じ、4%増の9万t、輸出は12カ月連続プラスで推移し、37%増の6万2000t。国内外で活況な荷動きが見られ、総出荷量は12カ月連続で前年の水準を上回った。

 国内出荷を用途別に見ると、硬質用は

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