旭化成 液体カセイソーダを値上げ、原燃料・諸経費が高騰

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2021年11月19日

 旭化成は18日、液体カセイソーダを12月1日出荷分から「20円/kg以上」(固形換算)値上げすると発表した。

 昨今の原燃料価格の高騰によるユーティリティコストと物流費用の上昇に加え、製造・貯蔵設備の維持・更新費などのコストも増大しており、同社の事業採算性は大幅に悪化している。

 こうした環境下、同社は徹底した合理化や効率化に懸命に取り組んできたが、自助努力の範囲を大きく超える状況にあることから、今後、国内で安定供給を継続するためには価格改定が不可避と判断した。

東ソー 液体カセイソーダ値上げ、国内の安定供給を維持

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2021年10月29日

 東ソーは28日、液体カセイソーダを11月21日出荷分から「20円/kg以上」(固形換算ベース)値上げすると発表した。

 カセイソーダは世界的にも堅調な需要が続く中、供給不足が重なり市況価格は大幅に上昇している。また、国内需要は昨年を上回るペースで推移し、国内の需給バランスのタイト感は継続すると想定されている。

 一方では、近年の物流費高騰、設備更新・補修費の増加、エネルギーコストの上昇も重なり、同製品の収益は大きく悪化、同社の自助努力だけでは吸収が困難な状況にある。このような状況下、同社は国内のカセイソーダ需要に対し、今後もコスト削減や省力化、合理化など、あらゆる施策を実施しながら安定供給を最優先に注力していくものの、引き続き国内向けの安定供給を維持するためにも、価格改定を実施せざるを得ないと判断した。

トクヤマ 液体カセイソーダを値上げ、採算是正図る

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2021年10月12日

 トクヤマはこのほど、液体カセイソーダについて、11月1日出荷分から値上げすると発表した。改定幅は、仕切価格(固形換算)で「20円/kg以上」。

 近年、国内市況は軟化傾向にある一方、原燃料価格の高騰により事業採算は大幅に悪化している。また、海外マーケットでは需給バランスはタイト化し、海外市況も上昇傾向でさらなるひっ迫が想定される。

 同社は、今後も安定供給のために電解の安定稼働を維持していくにあたり、自社の合理化努力のみで吸収することは困難と判断し、今回の値上げを決定した。