石油化学工業協会が18日に発表した5月のMMA(メタクリル酸メチル)の需給実績によると、モノマーの国内出荷は前年同月比35%減の7047t。ポリマーの押出板・注型板向けが同42%増の2553t、成形材料向けは同33%減の2777tだった。
輸出は
2020年6月19日
2020年5月25日
2019年6月21日
2019年5月24日
2019年4月19日
2019年3月22日
2019年2月22日
2019年1月25日
2018年9月12日
2018年9月6日
旭化成は5日、MMAモノマーとシクロヘキシル・メタクリレート(CHMA)を、9月10日出荷分から値上げすると発表した。改定幅はMMAモノマーが22円/kg、CHMAが22円/kg以上としている。
MMAモノマーは世界的に塗料・接着剤、キャストシート、透明樹脂用途の需要が旺盛なことに加え、中国での環境規制の強化から、リサイクルMMA生産が大幅に縮小しMMAモノマーへの切り替え需要も伸長している。
一方、供給面では世界的に長期の定期修理が続き、設備トラブルも相次いだことから、需給バランスは非常にタイト化しており、海外市況は上昇を続けている。
こうした中、ナフサなど主原料の価格も上昇しており、同社は今後もユーザーへの安定供給を継続させるため、価格改定を実施せざるを得ないと判断した。