カネカは5日、液晶TV向けアクリルフィルム用樹脂の生産能力を増強すると発表した。投資額は約15億円で、大阪工場(大阪府)の生産能力を約40%増強する計画。プロセスの自動化などを進め、2023年秋の稼働を予定している。
近年、液晶パネルの大型化、高精細化、高輝度化が進む中で、偏光板の構成部材である偏光子保護フィルムの吸湿によるパネル反りや色ムラが課題となっている。そのため、
2022年9月6日
2022年8月25日
2022年8月12日
2022年6月24日
2022年6月13日
2022年5月13日
2022年3月18日
カネカはこのほど、塩化ビニル樹脂(塩ビ)について、4月1日から値上げすると発表した。対象は汎用塩ビのほか、塩ビペーストを含む特殊塩ビのすべての品種で、改定幅は「30円/kg以上」。
昨年、3度にわたり値上げを実施したが、その後も続く石化燃料価格の上昇に加え、ウクライナ情勢の悪化に伴い、石油化学製品の基礎原料となるナフサの国際価格が急騰。また、これらの影響を受け、ユーティリティ費用や物流費用の上昇も続いている。
同社は、コスト圧縮など事業収益の改善に努めてきたが、自助努力では限界に達していることから、価格改定が必要であると判断した。なお、不透明な国際情勢につき、ナフサ価格が急騰を続けた場合は、追加の値上げの実施も検討するとしている。
2022年2月18日
2022年2月16日
2022年2月10日