ポリオレフィン 各社相次ぎ値上げ、原料高に対応

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2023年9月21日

ナフサ急騰と円安が要因、4Qは7万5000円超も

 ポリオレフィンメーカー各社は、ナフサ高に対応した値上げを8月下旬から相次いで発表している。

 改定幅を見ると、ポリエチレン(PE)では、

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サンアロマー サステナビリティ評価で4年連続ゴールド

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2023年3月22日

 サンアロマーはこのほど、仏エコバディス社(EcoVadis)のサステナビリティ(持続可能性)評価で、4年連続となる「ゴールド」を獲得した。

「環境」「持続可能な資材調達」分野が高評価

 同評価は、

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サンアロマー PPを値上げ、主原料・副原料の高騰に対応

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2022年3月2日

 サンアロマーは1日、ポリプロピレン(PP)全製品の国内販売価格について、今月16日出荷分から「10円/kg以上」値上げすることを決定し顧客と交渉を開始したと発表した。

 コロナ禍で先進国を中心に出口戦略がとられ始め、経済活動の回復が加速する中、原油需要は伸びている。一方ではOPECプラスの増産体制は整わず、さらにウクライナ危機が極限にまで達したことと相まって原油価格の高騰が続く。PPの主原料ナフサの価格も連動して上昇しており、国産ナフサ市価はすでに7万円/klに達している。

 同社は昨年末にナフサ価格6万5000円/klを基準に値上げしたが、さらなる原料価格の高騰が発生し自助努力の限界を超えていることから、事業継続と安定供給のため製品価格への転嫁を決定した。なお、ナフサ価格が想定より大幅に上昇した場合は、価格改定幅を変更する場合もあるとしている。

 また同日に、ナフサ見合いの値上げに加え、副原料(タルク、エラストマー、ポリエチレン)の価格上昇に伴う値上げも発表した。実施は4月1日出荷分から。対象品目や改定幅については、副原料の含有率が異なるため品目ごとの対応になる。

サンアロマー テレワーク先駆者百選に選定、実績が評価

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2021年12月27日

 サンアロマーはこのほど、総務省が実施した令和3年度「テレワーク先駆者百選」に、テレワークの導入・活用に十分な実績をもつ企業として選定されたと発表した。 

長期にわたる取り組みが評価され、総務省の「テレワーク先導者百選」に認定された

 同社では、2009年にBCP対策としてリモートワーク環境を整備したのをはじめ、2018年には働き方改革の一環として育児中の従業員と介護を行っている従業員を対象に在宅勤務制度を導入・運用してきた。今年9月には多様な働き方の選択肢の1つとして、また、働きがいの向上に向けた取り組みを推進するため、従来の在宅勤務制度からさらに対象者、就業場所、日数などを拡大したテレワーク規程を整備した。

 同社は、今後もテレワークの活用を一層進めることにより、従業員一人ひとりがやりがいや充実感をもちながら働き、多様な生き方が実現できる環境づくり、仕組みづくりに取り組んでいく考えだ。

 「テレワーク先駆者百選」は、総務省がテレワークの普及促進を目的としてテレワークの導入・活用を進めている企業・団体を「テレワーク先駆者」とし、その中から十分な実績をもつ企業などを「テレワーク先駆者百選」として公表している。今年度は、サンアロマーを含め、103の企業・団体が新たに先導者百選として認定された。

サンアロマー PP全製品を再値上げ、原料高騰が継続

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2021年11月30日

 サンアロマーは29日、同社が製造・販売するポリプロピレン(PP)全製品を12月16日出荷分から値上げすることを決め、需要家との交渉を開始したと発表した。改定幅は「10円/kg以上」。同製品については、10月に続く価格改定の発表となる。

 新型コロナウイルスによるパンデミックは、一部の国で再拡大の懸念は払拭されてはいないものの世界全体としては収束しつつあり、経済活動の回復は鮮明になってきている。それに伴い、冬季暖房需要の高まりも含めて原油需要は拡大しているが、一方ではOPECプラスの増産体制は整わず、原油価格の上昇傾向が続いている。

 こうした中、PPの主原料であるナフサ価格も連動して上昇しており、国産ナフサ市価は6万5000円/klに達する可能性もでてきた。同社は10月14日にも原料価格上昇を理由に、「15円/kg以上」の値上げを打ち出したが、さらなる原料価格の高騰は、同社が行うコストダウンの自助努力の限界を超えたものであるため、再度の製品価格への転嫁が不可避と判断した。

 なお、ナフサ価格が想定より大幅に上昇した場合は、価格改定幅の変更もあるとしている。

サンアロマー インパネ用新材料が日産イノベーション賞

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2021年10月20日

「Nissan Global Supplier Award‐イノベーション賞」を初受賞

 サンアロマーはこのほど、同社の軽量・無塗装インストルメントパネル用新材料が、日産自動車の「Nissan Global Supplier Award‐イノベーション賞」を受賞したと発表した。

 同賞は、技術分野の革新的な開発を対象とするもので、サンアロマーの開発した素材では初の受賞となった。従来のインストルメントパネル(自動車前席の前面内装部分)の課題であった軽量化・無塗装を実現し、高い外観品質を保持したまま環境負荷を低減したことが高く評価された。

 サンアロマーは今後も、環境に配慮した魅力ある新素材の開発・供給を通じて社会に貢献していく。

サンアロマー PP全製品を再々値上げ、16日から実施

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2021年7月5日

 サンアロマーは2日、同社の製造・販売するポリプロピレン(PP)全製品について、7月16日出荷分から「15円/kg以上」値上げすることを決定し、顧客との交渉を開始したと発表した。

 PPの主原料であるナフサの価格は、欧米を中心としたコロナワクチン接種の進展による経済活動の正常化と、燃料油需要の回復で原油価格が高騰したことを背景に、急速に上昇を続けている。足元の国産ナフサ市価は5万円/klを大幅に超え、すでに5万3000円/klに達している。

 同社は今年に入り、1月と3月に原料価格上昇を理由に値上げを打ち出してきたが、こうした原料価格の高騰は、コストダウンに取り組む同社の自助努力の範囲を超えているため、製品価格に転嫁せざるを得ないと判断した。なお、ナフサ価格が想定より大幅に上昇した際には、価格改定幅を変更する場合もあるとしている。

サンアロマー ポリプロピレンを値上げ、ナフサ高に対応

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2021年2月2日

 サンアロマーはこのほど、ポリプロピレン(PP)を今月16日出荷分から値上げすると発表した。改定幅は「15円/kg以上」。

 ナフサ価格は、米国・中国を中心に各国の財政出動で景気の回復傾向が鮮明となっていることを背景に急速に上昇を続けている。そのため国産ナフサ市価はすでに4万円/klに到達してさらなる上昇も予想される状況。同社は、昨年9月に国産ナフサ市価3万3000円/klを前提に値上げを打ち出したが、コストダウンの努力も限界に達しており、コスト上昇分を価格に転嫁せざるを得ないと判断した。なお、ナフサ価格が想定より大幅に上昇した場合は改定幅を変更することもあるとしている。