可塑剤工業会がこのほど発表した需給実績によると、4月のフタル酸系可塑剤の国内出荷は、前年同月比5.3%減の1万6200tと4ヵ月連続のマイナスだった。
主要品目ではDOPは
2022年6月9日
2022年5月25日
2022年5月13日
2022年4月14日
2022年2月9日
2021年11月17日
2021年11月2日
シージーエスターはこのほど、フタル酸系可塑剤(DOP、DINP、DBP、PL-200)とイソフタル酸系可塑剤(DOIP)について、11月10日納入分からの値上げを決定し、ユーザーとの交渉を開始すると発表した。改定幅はDOP、DBP、DOIPが「46円/kg以上」。DINPが「20円/kg以上」、PL-200が「10円/kg以上」。
高騰するナフサ価格の影響により、可塑剤の原料アルコールと酸の価格が上昇、また、前回の価格改定で大幅な値上げを実施したDINPについても、原料のイソノニルアルコールが依然として高止まりしている。
同社は継続的なコスト削減に注力しているが、原料コストの上昇に諸経費増の負担も加わり、自助努力の範囲を超えるものとなっている。今後の安定供給を維持するためにも、価格改定による採算是正が必要だと判断した。
2021年10月8日
2021年9月15日
2021年9月1日