可塑剤工業会 昨年のフタル酸系可塑剤国内出荷は21万600t

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2019年1月29日

 可塑剤工業会がこのほど発表した需給実績によると、2018年(1―12月期)のフタル酸系可塑剤の国内出荷は前年比6%減の21万600tとなり、4年ぶりに前年実績を下回った。ただ、前年(2017年)が7年ぶりに年間22万tを突破する高水準だったことを加味すれば、前年比ではマイナスとなったものの21万t超と堅調だった。

 今年については、新年賀詞交歓会で鮫島政昭会長(新日本理化 執行役員 可塑剤事業部長)が、「住宅着工件数や自動車の生産台数などの底堅い需要と、オリンピック関連の特需があると期待している」と展望を述べたように、それに伴う可塑剤の出荷増も見込まれる。

 昨年のフタル酸系可塑剤の国内出荷を品目別で見ると、

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可塑剤工業会 11月のフタル酸系可塑剤の国内出荷は4カ月連続で減少

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2018年12月21日

 可塑剤工業会がこのほど発表した需給実績によると、11月のフタル酸系可塑剤の国内出荷は、前年同月比4%減の2万tとなり、4カ月連続で前年水準を下回った。

 品目別では、DOPは

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フタル酸系可塑剤 10月の国内出荷は3カ月連続で減少

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2018年11月19日

 可塑剤工業会がこのほど発表した需給実績によると、10月のフタル酸系可塑剤の国内出荷は、前年同月比3%減の1万9700tとなり、3カ月連続でマイナスとなった。

 品目別では、DOPは

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フタル酸系可塑剤 9月の国内出荷は2カ月連続マイナス

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2018年10月16日

 可塑剤工業会がこのほど発表した需給実績によると、9月のフタル酸系可塑剤の国内出荷は、前年同月比15%減の1万5600tとなり、2カ月連続のマイナスとなった。

 品目別では、DOPは

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シージーエスター 可塑剤を25日納入分から値上げ

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2018年10月16日

 シージーエスターはこのほど、フタル酸系可塑剤とイソフタル酸系可塑剤を25日納入分から値上げすると発表した。対象製品と値上げ幅は、フタル酸系可塑剤のDOP、DINP、DBPが25円/kg、PL-200が15円/kg、イソフタル酸系可塑剤のDOIPが25円/kgとなっている。

 同社は今年6月に、原燃料高騰を背景に製品値上げを打ち出し、その後、決着した。しかし、各ユーザーと決着した価格は当初発表した額には届かず、採算悪化が続いている。ま

 た、引き続き原料のアルコールや酸、ユーティリティコストの高騰が見込まれる中、このようなコスト上昇分を自助努力のみで吸収することは困難な状況にある。同社は、今後の各可塑剤の安定供給を維持するためにも、今回再度の価格改定を実施せざるを得ないと判断した。

新日本理化 フタル酸系可塑剤を21日納入分から値上げ

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2018年10月5日

 新日本理化は4日、フタル酸系可塑剤を21日納入分から24円/kg以上値上げすると発表した。対象製品はDBP、DOP、DINPとその他フタレート。

 同社は6月に原油・ナフサの高騰による原料高を受け、7月2日納入分からの価格改定を発表し、決着させている。

 しかし、その後も中東の地政学的リスクなどを背景に急騰する原油・ナフサ価格が、同社の収益を大きく圧迫している状況だ。

 このような環境の下、新日本理化は、コスト上昇分を自助努力のみで吸収することは非常に困難だと判断。今後の安定供給と事業継続のため、今回、価格改定の実施を要請せざるを得ないと判断した。

 なお、原料などの変動状況によっては、再度の価格改定が検討される模様である。

ジェイ・プラス DOPなどフタル酸系可塑剤を値上げ

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2018年10月1日

 ジェイ・プラスは28日、フタル酸系可塑剤(DOP、DINP、その他フタレート)を10月22日以降の納入分から16円/kg以上値上げすると発表した。

 原油・ナフサ価格が騰勢を強め、今年第4四半期(10―12月期)の国産ナフサは、5万8000円/klを越える勢いとなっており、原料・用役費の一段の上昇が見込まれている。

 また、物流費などの諸経費も上昇しており、これらのコスト増加を、同社の自助努力で吸収することが困難な状況となっている。

 こうした中、同社は今後とも安定供給を果たすために、今回の価格改定を実施せざるを得ないと判断した。

フタル酸系可塑剤 8月の国内出荷は2桁減の1万4700t

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2018年9月25日

 可塑剤工業会がこのほど発表した需給実績によると、8月のフタル酸系可塑剤の国内出荷は、前年同月比12%減の1万4700tとなり、2カ月ぶりにマイナスとなった。

 品目別では、DOPは同14%減の7000t、DBPは

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