ハイケムはこのほど、次世代太陽電池として注目を集めるペロブスカイト太陽電池の正孔輸送材料「Spiro‐MeOTAD」を自社開発し、製品の提供を開始した。低価格で提供できる同製品を生かし、太陽電池製造の低コスト化に貢献していく。また、独自の技術により、純度99.5%以上の高純度品にも対応していく。
現在の生産体制は、
2023年2月3日
2022年11月22日
積水化学工業のCN技術~ペロブスカイト太陽電池~
日本で発明されたペロブスカイト太陽電池(PSC)は、次世代エネルギーデバイスの一つとして期待が高まっている。NEDOのグリーンイノベーション(GI)基金事業でも六件の案件が採用されており、社会実装に向けて各社の開発競争が活発化してきた。
積水化学工業は独自の技術力を生かしてPSCの性能向上に注力しており、2025年度の事業化を目指している。JR西日本が進める新駅プロジェクトに採用されたことを機に、屋外の大面積分野をターゲットに展開を加速し、2030年以降には売上高100億円規模を目指していく方針だ。
PSCは、