三菱ケミカルグループ 植物由来PCD、風力タービンブレードに採用

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2024年5月21日

 三菱ケミカルグループは20日、スペイン・AEROX社との共同研究開発契約(JRDA)に基づく共同研究を通じ、植物由来のポリカーボネートジオール(PCD)「BENEBiOL(ベネビオール)」が、同社の風力タービンブレード用コーティング剤「AROLEP 940シリーズ」のポリウレタン原料として採用されたと発表した。風力タービンブレード用コーティング剤に「ベネビオール」が採用されるのは初。

風車用タービンブレードのコーティング

 AEROX社のコーティング剤は、

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三井化学 TDIで新たにISCC PLUS認証取得

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2023年11月14日

 三井化学は13日、ポリウレタン原料のトルエンジイソシアネート(TDI)「コスモネート」が、持続可能な製品の国際的な認証制度の1つであるISCC PLUS認証を新たに取得したと発表した。これにより、

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三井化学 TDI最適化、大牟田工場で年産5万tに縮小

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2023年3月29日

 三井化学は28日、大牟田工場(福岡県大牟田市)が担うポリウレタン原料、トルエンジイソシアネート(TDI)の生産能力について、2025年7月をめどに国内外の需要動向に合わせ最適化すると発表した。

大牟田工場のTDIプラント

 現在の

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ダウ日本 ポリウレタン原料を値上げ、採算是正を図る

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2022年11月10日

 ダウ日本は9日、ポリウレタン原料について12月1日納入分から値上げすると発表した。改定幅は、ポリオール類(北米・欧州原産品)、ポリウレタンシステム製品(自動車業界向け)とも「20%以上」。

 原油やエネルギー価格、輸送費などが高騰していることに加え、円安の影響も受けており、当該製品のコストが大幅に上昇している。同社は、すでに適正な採算ラインを下回っていることから、自助努力だけでは製品価格を維持することが困難であるため、価格改定を決定した。

 

三井化学 ポリウレタン原料TDI類値上げ、11月から

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2022年9月21日

 三井化学は20日、ポリウレタン原料のトルエンジイソシアネート(TDI)類を11月1日納入分から値上げすると発表した。改定幅は「40円/kg以上」。

 ウクライナ危機の長期化による経済活動へのマイナス影響の継続と、その影響を受けた世界情勢の変調により、資源価格や原料価格の急騰が続いている。TDI類ついても、同社の予測を上回る原燃料の高騰が継続。今年5月には同製品の値上げを実施したが、依然として同事業は過去に経験のない極めて厳しい状況にある。こうしたコスト高騰は、自助努力で吸収できる水準を超えていることから、事業継続のため価格改定を決めた。

三井化学 ポリウレタン原料TDI類を値上げ、来月から

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2022年4月13日

 三井化学は12日、ポリウレタン原料のトルエンジイソシアネート(TDI)類を5月2日納入分から値上げすると発表した。改定幅は「120円/kg」。

 新型コロナウイルス蔓延による世界経済の変調に加え、ウクライナ危機に伴う経済活動への影響が顕在化しており、原油価格はバレル百ドル近傍の高いレベルで推移している。TDI類についても、原燃料コストはすでに同社の予測を上回るレベルまで高騰し、TDI類製造設備の維持関連コストや自然災害発生時の安定供給体制構築などのコスト増加もあり、収益上、過去に経験のない極めて厳しい状況にある。

 全社一丸でコスト改善に取り組んでいるが、コスト高騰は自助努力で吸収できる水準をはるかに超えているため、価格改定を実施せざるを得ないと判断した。

三井化学SKC TDI類を再値上げ、コスト高継続に対応

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2021年12月22日

 三井化学SKCポリウレタンは21日、ポリウレタン原料のトルエンジイソシアネート(TDI)類を来年1月1日納入分から「15円/kg以上」値上げすると発表した。

 同製品については、同社はコストダウンや合理化努力を続けているが、10月に実施した値上げ以降も、ナフサなどの主原料価格は想定をはるかに上回るレベルで高騰を続けている。加えて、原料調達先の製造設備停止に伴う代替品調達体制の整備、自然災害発生時の安定供給体制構築などによるコスト増も背景に、非常に厳しい収益状況にある。

 こうしたコスト増は、企業努力の限界を越えるものであり、国内での安定供給を維持・継続するためには、再度の価格改定が必要だと判断した。

東ソー ポリウレタン原料MDI値上げ、コスト高に対応

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2021年8月11日

 東ソーは6日、ポリウレタン原料のMDIについて、今月16日出荷分から値上げすると発表した。改定幅は「30円/kg」。

 同社は日頃より、輸入品をはじめとした競合各社との競争が激しくなる中、国内の取引先に対して安定供給に努めてきた。しかし、最近では、依然としてMDIの主要原料価格の高騰が継続しており、さらにユーティリティコストや物流コストも上昇している。同社は、今後も安定生産・安定供給を図っていくために、国内の取引先に対して、値上げの実施を決定した。

三井化学SKCポリウレタン PPGなどポリウレタン原料を値上げ

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2021年3月30日

 三井化学SKCポリウレタンは29日、ポリウレタン原料を4月1日出荷分から「30円/kg以上」値上げすると発表した。対象製品は、ポリプロピレングリコール(PPG)、ポリマーポリオール(POP)類、レジンプレミックス類。

 PPGとPOP類については、同製品の主原料である国産ナフサ価格の高騰を理由に今月半ばからの値上げ「30円/kg以上」を打ち出しているが、今回は国産ナフサ価格変動分以外の要因による値上げとなる。ポリウレタン原材料価格は、同社の予想をはるかに超えるレベルで上昇しており、原材料価格以外にも、物流費、製造設備維持のための補修費なども増加している。

 こうした厳しい経済環境下、同社では全社一丸となりあらゆるコストダウンに取り組んできたが、これらコストの増加は、自助努力での吸収が極めて困難な水準に達しているため、国産ナフサ価格変動分以外で価格改定せざるを得ないと判断した。なお、あらゆる費用抑制を継続していくものの、主原料価格がさらに高騰する場合には、追加改定の可能性もあるとしている。

三井化学SKC ポリウレタン原料を来月から値上げ

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2020年1月17日

 三井化学SKCポリウレタンは16日、ポリウレタン原料を来月1日出荷分から値上げすると発表した。対象製品は、ポリプロピレングリコール(PPG)とポリマーポリオール(POP)類で、改定幅はいずれも15円/kg以上としている。

 原油価格の上昇に伴い、同社の主力製品であるPPGやPOP類の主要原料となるナフサ価格が続騰しており、また、副原料・用役に加え、人手不足解消を理由として物流費も高止まりしている。

 これらのコストアップを吸収するため、同社は自助努力を重ねてきたが、今後も安定供給と品質を維持していくためにも、今回の価格改定を実施せざるを得ないと判断した。