リバネスはこのほど、日本企業12社とともにディープテックを組み上げ、森林と人が共生する機会を作る「LVNS Forest Project(リバネス・フォレスト・プロジェクト)」を発足した。企業では12社(ACSL、荏原製作所、KOBASHIHOLDINGS、サグリ、JEPLAN、パイオニア・コーポレーション、長谷虎紡績、JR東日本、BIPROGY、フォーカスシステムズ、ユーグレナ、ロート製薬)が参画している。
記者発表会においてリバネスの丸幸弘CEOは、
2023年3月10日
2022年7月6日
2020年9月8日
ユーグレナとリバネス(東京都新宿区)、オーダーメードメディカルリサーチ(千葉県柏市)はこのほど、共同開発中の新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)に関する抗体検査系で、被験者の血中の同抗体濃度を推定可能にするキメラ型抗SARS-CoV-2抗体(標準抗体)の作製に成功したと発表した。
共同開発中のSARS-CoV-2に関する抗体検査系では、被験者の血液中の抗SARS-CoV-2抗体の存否判定をする定性的検査はできたが、抗体の濃度を推定する定量的検査はできなかった。濃度の推定には、濃度既知の抗体を使った同時比較試験が必要になる。
今回、SARS-CoV-2のタンパク質に反応するモノクローナル抗体を作製し、十分な感度をもつ標準抗体を得ることに成功。すでに抗体検査を行った血液サンプルを評価した結果、標準抗体濃度を基準にして推定することの妥当性が確認できた。これにより、定性的な陽性・陰性判定だけでなく、抗SARS-CoV-2抗体の濃度を推定することが可能となった。
今後は標準抗体を使って定量化した、信頼性の高い抗体検査系の開発を進める考えだ。