三井化学 つま先になじむ新素材、婦人靴の付属品に採用

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2022年3月10日

 三井化学はこのほど、同社が開発したヒトの体温を感知して触れたカラダをやさしく包み込む新素材「HUMOFIT(ヒューモフィット)」が、fitfit(フィットフィット:東京都世田谷区)のハーフインソール(調整用つま先パッド)に採用されたと発表した。

「HUMOFIT」が採用された、つま先部分を快適に保つハーフインソール(右)と、fitfitの「ポインテッドヒール二ーカー I」

 fitfitは「外反母趾にもやさしい靴」をコンセプトに、

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三井化学 核酸医薬に参入、核酸原薬でナティアスと提携

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2022年3月9日

三井化学、核酸医薬に参入、核酸原薬でナティアスと提携

 三井化学は8日、核酸API(医薬品原薬)の液相合成技術をもつスタートアップ、ナティアス(神戸市中央区)に出資し、業務提携を推進することで合意したと発表した。

 ナティアスは2015年に設立、核酸APIを

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三井化学 アセトンなど4製品値上げ、原料・用役費高で

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2022年3月8日

 三井化学は7日、アセトン(AC)、イソプロピルアルコール(IPA)、メチルイソブチルケトン(MIBK)、MIBK類を、3月14日出荷分から値上げすると発表した。

 改定幅は、ACが「39円/kg」(ナフサ上昇分:36円+用役・副原料上昇分:3円)、MIBKとMIBK類は「53円/kg」(同47円+6円)、IPAは「35円/kg」(同29円+6円)。対象製品の主原料であるナフサ価格は、今年1Q(1-3月期)は6万5000円/klを超える勢いで上昇しており、2Q(4-6月期)には8万円/klを上回る価格が見込まれている。また、重油や液化天然ガス(LNG)の価格上昇により、同社の用役費や副原料価格も大幅に上昇している。

 こうしたコストの高騰は自助努力の範囲を超えるものであることから、安定供給体制の維持を図るためにも、価格改定せざるを得ないと判断した。なお、想定したナフサ水準が変動する場合は、さらなる価格改定もあるとしている。

三井化学の新事業戦略③ ICT事業

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2022年3月7日

独自のソリューションを創造・拡大、第3の柱へ

 第3の収益の柱への育成を図る「ICTソリューション」事業は、三井化学グループ内に分散していたリソースを新たな枠で括り、シナジーを追求することで成長を加速させていく。従来のヘルスケア以外の3領域で扱っていた各ICT(情報通信技術)関連事業と、新事業開発センターで進めていたICT材料部門の開発を集約する。半導体を中心に市場拡大が期待されるICT分野は、同社が2016年以降に積極投資してきた案件が立ち上がってきており、回収局面にある。

戦略内容を説明する平原本部長=2月16日、オンライン

 同事業を統括する平原彰男本部長(4月1日付)は利益目標について、「2021年の見込みはコア営業利益で310億円だが、25年近傍には一里塚として470億円をぜひ達成したい」と強調、新長期経営計画の最終年、30年には700億円を目指す。25年までに既存製品のさらなる増強投資を行い、新製品の開発を進める。25年以降はその回収と新製品への投資を加速させていく考えだ。

 平原本部長は事業方針について、

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三井化学とプライムポリマー バイオマスPP国内初出荷

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2022年3月4日

プライムポリマー大阪工場のPPプラント

 三井化学と子会社のプライムポリマーは3日、バイオマスポリプロピレン(PP)を日本で初めて商業生産し国内向けに出荷したと発表した。同製品は、昨年12月に三井化学大阪工場(大阪府高石市)に到着したフィンランド・ネステ社製バイオマスナフサ(3000t)を利用した誘導品の一部で、ISCC PLUS認証に基づいたマスバランス(物質収支)方式によりバイオマス認証を付与した。

 三井化学グループは、

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三井化学 人事①(2022年4月1日)

2022年2月24日

[三井化学・人事①](4月1日)▽ICTソリューション事業本部ICT材料事業推進室長兼電池材料GL宮田史也▽ベーシック&グリーンマテリアルズ事業本部フェノール事業部副部長兼フェノールGL中沢修▽同事業本部インダストリアルケミカルズ事業部副部長兼アンモニア・有機GL北條剛▽研究開発本部研究開発企画管理部副部長江端洋樹▽同蔵薗忠伸▽デジタルトランスフォーメーション推進本部業務改革推進室副室長折原新哉▽三井化学分析センター常務取締役北村和明。

三井化学など クラッカーのアンモニア専焼化技術実証へ

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2022年2月22日

 三井化学はこのほど、同社を幹事会社とする4社共同の「ナフサ分解炉の高度化技術の開発(テーマ:アンモニア燃料のナフサ分解炉実用化)」が、新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)の「グリーンイノベーション基金事業/CO2等を用いたプラスチック原料製造技術開発」の実証事業に採択されたと発表した。

 同事業では、従来メタンを主成分としていたナフサ分解炉の燃料を

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三井化学 役員人事(2022年4月1日他)

2022年2月22日

[三井化学・役員人事](4月1日)▽代表取締役、専務執行役員芳野正▽取締役参与松尾英喜(6月24日)▽解兼取締役、参与松尾英喜▽取締役、専務執行役員安藤嘉規▽退任(取締役)馬田一▽取締役三村孝仁▽参与諫山滋▽常勤監査役西尾寛。

三井化学の新事業戦略① B&GM事業

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2022年2月21日

CNへ、全社サーキュラーエコノミー変革を主導

 三井化学は4月から長期経営計画「VISION2030」を本格始動する。最重要課題とする事業ポートフォリオ変革の加速を中核に、ソリューション型ビジネスへの転換やサーキュラーエコノミー(CE)への対応強化を図る。

事業戦略を説明する吉住本部長=2月16日、オンライン

 これまで基盤素材としてきた事業セグメントは「ベーシック&グリーン・マテリアルズ(B&GM)」に組み替える。ミッションは

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三井化学 バイオマスフェノールを出荷、アジア地区で初

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2022年2月16日

三井化学大阪工場

 三井化学は15日、バイオマスフェノールをアジア地区で初めて出荷したと発表した。同製品は、昨年12月に大阪工場(大阪府高石市)に到着したフィンランド・ネステ社のバイオマスナフサ(3000t)を利用した誘導品。ISCC PLUS認証に基づいたマスバランス方式で各種化学品・プラスチックに割り当て、バイオマス認証を付与したバイオマスフェノールになる。

 三井化学の芳野正取締役専務執行役員は、

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