三菱エンプラ PC樹脂値上げ、各種コストが上昇

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2024年6月20日

 三菱エンジニアリングプラスチックスは20日、ポリカーボネート(PC)樹脂「ユーピロン」、「ノバレックス」の全商品について、7月20日出荷分から値上げすると発表した。改定幅は国内向けのみ「40円/kg以上」。

 原燃料の基礎となる原油や天然ガスは高止まりの様相を呈しており、工場稼働も採算面で厳しい状況に直面する。PC樹脂の主原料であるビスフェノールAは、数年前の高騰からは相場が落ち着いているものの、急激な円安がコスト上昇要因となり、副原料も円安で調達コストが上がっている。化学業界における日本生産の構造的なマイナス要因も加わり、苦しい事業運営を強いられている。

 同社は、継続的なコスト削減に努めてきたものの、自助の合理化努力で吸収できる範囲を超えていることから、価格改定せざるを得ないと判断した。

 

三菱エンジニアリングプラスチックス PC樹脂を値上げ、原料価格などが高騰

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2022年7月19日

 三菱エンジニアリングプラスチックスは15日、ポリカーボネート(PC)樹脂「ユーピロン」「ノバレックス」「ザンター」について、7月20日出荷分から値上げすると発表した。改定幅は、国内が「90円/kg以上」、海外が「0.3USドル/kg以上」。

 昨今のウクライナ情勢などによるエネルギーコストの大幅な上昇、物流費のさらなる上昇に加え、特に国内においては、為替影響により、主原料、副原料が高騰しており、収益を大幅に低下させている。同社は、継続的にコスト削減を務めてきたが、自助の合理化努力で吸収できる範囲を超えていることから、再度の値上げを決定した。

三菱エンプラ 変性PPE樹脂を値上げ、原料価格が高騰

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2022年5月23日

 三菱エンジニアリングプラスチックスは20日、変性ポリフェニレンエーテル(PPE)樹脂「ユピエース」「レマロイ」について、6月1日出荷分から値上げすると発表した。改定幅は国内が「64円/kg以上」、海外が「0.6USドル/kg以上」。

 昨今、主原料をはじめとした原料価格が高騰し、また自動車産業を中心に変性PPE樹脂の需要が旺盛で需給がひっ迫している。同社は、社内の合理化に努力してきたものの、これらのコスト上昇は自社内で吸収できる範囲を超えていることから、安定供給を継続するために価格改定の実施を決定した。

三菱エンジニアリングプラスチックス 人事(2022年6月23日)

2022年4月25日

[三菱エンジニアリングプラスチックス・人事](6月23日)▽退任    (取締役常務執行役員第1事業本部長)米村一哉▽取締役同役員同本部長小梁川一郎▽退任(同役員カスタマーサービスセンター長)奥田克哉▽同役員同センター長兼技術センター副センター長茅野義弘▽経営執行職第3事業本部長兼同本部営業部長兼同本部技術部長森本馨▽経営執行職第1事業本部企画部長兼同本部マーケティング部長丸山博義▽MEP上海社董事長総経理兼MEP上海内貨販売社董事長総経理志賀忠彦▽企画管理本部大阪支店長竹中真一(6月27日)▽退任(監査役〈常勤〉)河邦雄▽監査役(常勤)築地永治。