三菱ケミカル PVA製品群を値上げ、採算是正を図る

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2024年2月14日

 三菱ケミカルグループは13日、ポリビニルアルコール(PVA)製品群について、2月19日出荷分から値上げする、と発表した。対象製品はPVA樹脂「ゴーセノール」、PVA特殊銘柄「ゴーセネックス」および「ニチゴーGポリマー」、「ゴーセネックスZ」用架橋剤「セーフリンク」で、改定幅は国内取引価格が「60円/kg」、輸出取引価格が「450USドル/t」および「450ユーロ/t」となっている。

 ナフサ価格高騰に伴う原材料価格の上昇に加え、ユーティリティーや物流に係るコストの上昇が継続し、事業収益が悪化している。同社は、自助努力のみによるコスト吸収は難しいことから、安定供給を維持するために採算是正が必要と判断し、今回、価格改定の実施を決定した。

三菱ケミカルグループ 生分解性バイオポリエステル樹脂を新規開発

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2024年2月13日

 三菱ケミカルグループは9日、高いバイオマス度と柔軟性などの特長をもつ新たな生分解性バイオポリエステル樹脂「SA916N」および「SA916F」を開発したと発表した。

生分解性バイオポリエステル樹脂 用途展開のイメージ

 同社グループ独自の

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三菱ケミカルグループ 発泡性PBTを開発、超低比重の成型品を実現

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2024年2月8日

 三菱ケミカルグループは7日、ポリブチレンテレフタレート(PBT)樹脂「NOVADURAN(ノバデュラン)」ついて、超低比重化が実現可能な発泡性グレード「ZRシリーズ」を開発したと発表した。今年1月よりサンプルワークを開始している。

比重1.0以下で「ZRシリーズ」が水に浮く様子

 「ZRシリーズ」は、

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三菱ケミカルグループ 産業ガスとヘルスケア、コスト改革で増益

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2024年2月7日

 三菱ケミカルグループが6日に発表した2024年3月期第3四半期(4―12月期)の連結業績(IFRS)は、売上収益が前年同期比5%減の3兆2451億円、コア営業利益3%増の1839億円、純利益は6倍の1039億円となった。

ジョンマーク・ギルソン社長。コスト構造改革など、経営方針「Forging the future 未来を拓く」の成果を強調=2月6日、オンライン決算説明会

 半導体関連市場をはじめ

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三菱ケミカルグループなど 乳酸菌が暑熱下での家畜の生育阻害を抑制

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2024年2月2日

 三菱ケミカルグループ、理化学研究所、北里大学らの共同研究グループはこのほど、熱安定性の胞子をもつ有胞子性乳酸菌の経口摂取が、暑熱条件下での動物モデルの生育阻害を抑制すること、さらにその作用機序の一端を明らかにした。

 地球温暖化は生命への

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三菱ケミカルG フィルム製品を値上げ、コストが上昇

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2024年2月2日

 三菱ケミカルグループは1日、フィルム製品について、2月13日出荷分から値上げすると発表した。対象製品と値上げ幅は、ポリエステル系シュリンクフィルム「ヒシペット」が「65円/kg」、ポリスチレン系シュリンクフィルム「DXLフィルム」、PLA系シュリンクフィルム「PLABIO」、PLA系二軸延伸フィルム「エコロージュ」が「30円/kg」となっている。

 原料価格の高止まりに加え、製造設備の維持費用、物流費、人件費などコスト上昇により事業環境が悪化している。同社グループは、継続的なコスト削減に鋭意努力してきたものの、現在の価格体系では安定的な製品供給が困難と判断し、今回、価格改定の実施を決定した。

三菱ケミカルグループ ポリカのCR事業、回収スキームの実証開始

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2024年1月29日

 三菱ケミカルグループは26日、ポリカーボネート(PC)樹脂ケミカルリサイクル(CR)の世界初の事業化に向け、使用済み自動車のヘッドランプからPC樹脂を回収するスキームの実証実験を、東京海上日動およびABTと共同で開始すると発表した。

回収されたヘッドランプ

 東京海上日動およびABTがもつ

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三菱ケミカルグループ バイオエンプラがワイヤレスイヤホンに採用

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2024年1月26日

 三菱ケミカルグループは25日、植物由来のバイオエンジニアリングプラスチック「DURABIO(デュラビオ)」が、パナソニックの「テクニクス完全ワイヤレスイヤホン EAH‐AZ80」に採用されたと発表した。同製品は昨年6月より販売開始。「デュラビオ」がイヤホンに採用されるのは初となる。

「デュラビオ」が採用されたパナソニックのワイヤレスイヤホン

 「デュラビオ」は

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三菱ケミカルグループ 能登半島地震の支援、義援金5000万円を寄付

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2024年1月16日

 三菱ケミカルグループはこのほど、元日に発生した「令和6年能登半島地震」による被災者と被災地支援のため、日本赤十字社を通じて義援金5000万円を寄付することを決定したと発表した。

 同社グループは「地震により亡くなられた方々に心よりお悔やみ申し上げますとともに、被災された方々にお見舞いを申し上げます。被災地の1日も早い復興を心からお祈り申し上げます」と述べている。