三菱ケミカルグループ アセトン、MIBK、DAA値上げ、採算是正

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2023年10月31日

 三菱ケミカルグループは30日、アセトン、メチルイソブチルケトン(MIBK)、ダイアセトンアルコール(DAA)について11月1日出荷分から値上げを実施することとし、取引先と交渉を開始すると発表した。改定幅は、アセトンが「16円/kg以上」、MIBKとDAAが「21円/kg以上」。

 当該製品の主原料である国産ナフサ価格は、原油価格上昇の影響を受け騰勢を強めており、足元の原油市況、為替などを勘案すると、10―12月期の国産ナフサ価格は7万7000円/klに上昇する見込み。同社は、大幅なコストアップ分を、自助努力のみで対応することは困難と判断し、採算是正と安定供給維持のため、価格改定の実施を決定した。

三菱ケミG、スペシャリティマテリアルズに注力

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2023年10月27日

コア市場にメディカル追加、エグジット枠も拡大

 三菱ケミカルグループは先日IRデーを開催し、スペシャリティマテリアルズ(SM)の成長戦略について説明した。

 同社は経営方針においてSMをコア事業に位置付け、EBITDAを2022年度の1112億円から、2025年度には2250億円へと年率26%で成長させる計画を掲げる。SMを所管するランディ・クイーン執行役エグゼクティブバイスプレジデント(EVP)は、

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三菱ケミG ホンダとの車体向けPMMA材料開発進む

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2023年10月27日

 三菱ケミカルグループは26日、本田技研工業(ホンダ)と共同で自動車ボディ部品用のPMMA(ポリメチルメタクリレート:アクリル樹脂)材料を開発中だと明らかにした。 

ゴム粒子配合の開発品を使用したしなやかな質感をもつ車体用部品(左)と、ボディ樹脂化による新たなデザイン例(右)

 これまでの成果で生まれた開発品を

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三菱ケミカルアクア 資源循環技術・システム表彰を受賞

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2023年10月26日

 三菱ケミカルグループはこのほど、三菱ケミカルアクア・ソリューションズ(MCAS)が九州大学・福岡県築上町とともに、「令和5年度資源循環技術・システム表彰」(産業環境管理協会主催・経済産業省後援)の奨励賞・コラボレーション賞を共同受賞したと発表した。

MCASの表彰式

 1975年に設立された同表彰は、

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三菱ケミカルグループ 石化事業のカーブアウト、年内めどに交渉中

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2023年10月23日

 三菱ケミカルグループは20日、IRデーを開催した。

 同社は2021年12月に発表した経営方針において、2023年度をめどに

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三菱ケミカルグループ 炭素繊維複合材料の伊CPC社、全株を取得へ

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2023年10月20日

 三菱ケミカルグループはこのほど、炭素繊維強化プラスチック(CFRP)製の自動車部材製造販売会社であるCPC SRL社(イタリア・モデナ市)について、全株式を取得すると発表した。

CPC社のプレス設備

 同社グループは2017年にCPC社に出資したが、

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三菱ケミカル バイオエンプラが透明吸音パネルに採用

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2023年10月20日

 三菱ケミカルグループは19日、植物由来のバイオエンジニアリングプラスチック「DURABIO(デュラビオ)」が、ピクシーダストテクノロジーズの透明吸音パネル「iwasemi RC‐α」に採用されたと発表した。

バイオエンプラによる透明吸音パネル

 「デュラビオ」は

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DAIZ 植物肉工場新設で熊本県益城町と立地協定

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2023年10月17日

 次世代植物肉原料「ミラクルミート」を開発・製造するフードテックのDAIZ(熊本県熊本市)はこのほど、熊本県益城町での植物肉新工場建設に向け同町と立地協定を締結した。

新工場の外観デザイン図

 新工場はミラクルミートの国内供給、

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三菱ケミカルグループ 海洋細菌から新たなPBS分解酵素を発見

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2023年10月17日

 三菱ケミカルグループと北海道大学大学院水産科学研究院(澤辺智雄教授)らの研究グループは16日、ポリブチレンサクシネート(PBS)に対して分解性を示す海洋細菌「ビブリオ・ルバー(V.ruber)」を発見し、さらに同海洋細菌から新たなPBS分解酵素の特定に成功したと発表した。今後、さらなる分解メカニズムを解明することで、海洋環境におけるPBS分解促進化技術の開発や、新たな海洋分解性プラの開発に貢献することが期待される。

海洋細菌由来の新規PBS分解酵素を特定

 プラの海洋汚染は世界規模の課題であり、

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