三菱ケミカル PMMAレジンとアクリルシートを値上げ

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2022年3月8日

 三菱ケミカルおよび三菱ケミカルメタクリレーツは7日、PMMAレジン「アクリペット」とアクリルシート「アクリライト」の国内価格について、4月1日出荷分から値上げすることを決定し、取引先との交渉を開始したと発表した。改定幅はいずれも「20%」。

 当該製品の国内需要は、コロナ禍において導光板などの巣ごもり需要が堅調に推移し、その他一般用途の需要も回復傾向が続いている。一方で、原料のMMAモノマーは、原燃料価格の高騰などにより製造コストが大幅な上昇を継続。また、国内外における物流費の高騰により、添加剤や梱包副資材などの価格も引き続き上昇していることに加え、工場のメンテナンス費用などのコストも上昇している。

 こうした中、同社は、コスト上昇分を吸収するためこれまで自助努力を続けてきたが、これ以上の負担は極めて困難な状況にあることから、今後も国内顧客へ良質の製品を安定的に供給していくためには、値上げせざるを得ないとの判断に至った。

三菱ケミカル フィルム製品を値上げ、コスト上昇に対応

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2022年3月7日

 三菱ケミカルは4日、二軸延伸ポリスチレンシート(OPS)「サントクリア」「ソフトクリア」について、4月1日納入分から値上げすると発表した。改定幅は「10円/kg以上」。

 電力費や燃料費などの製造コストに加え、副資材費や物流費もさらに上昇し、事業の採算を圧迫している。こうした中、同社は、継続的なコスト削減に注力してきたが、これらのコスト上昇分を自助努力のみで吸収することは困難であることから、今後の安定供給体制を維持するため、値上げせざるを得ないと判断した。

三菱ケミカル PVA製品群を再値上げ、採算是正を図る

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2022年3月7日

 三菱ケミカルは4日、ポリビニルアルコール(PVA)製品群について、今月14日出荷分から国内と輸出の取引価格を値上げすると発表した。対象製品はPVA「ゴーセノール」、PVA特殊銘柄「ゴーセネックス」および「ニチゴーGポリマー」、ゴーセネックスZ用架橋剤「セーフリンク」で、改定幅はいずれの製品も国内価格が「80円/kg」、輸出価格が「700USドル/t」または「650ユーロ/t」。なお同社は2月1日出荷分から対象製品を値上げしており、短期間での再値上となった。

 現在、PVA系樹脂の需給バランスがタイトな状況にあり、対象製品の供給が一層ひっ迫している。さらに、各種コストの上昇により、同社の事業収益は悪化が進んでいる。こうした中、同社は、安定供給を維持するためには採算是正が必要であると判断し、今回の値上げを決定した。

三菱ケミカル 植物由来繊維のアパレルブランド、新作を販売

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2022年3月2日

 三菱ケミカルは1日、同社が運営するアパレルブランド「age3026(エイジ・サン・マル・ニー・ロク)」において、新作アイテムを公式サイト(https://age3026.com/)で販売すると発表した。併せて、

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三菱ケミカル 植物由来の素材、米バイオベース製品認証取得

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2022年3月1日

 三菱ケミカルは28日、植物由来のポリカーボネートジオール(PCD)「BENEBiOL(ベネビオール)」が、USDA(米国農務省)のバイオプリファードプログラムにおいて、バイオベース製品認証を取得したと発表した。

「ベネビオール」が取得したバイオベース度93%の認証ラベル

「ベネビオール」は、同社の独自技術により開発した世界唯一の植物由来のPCDでポリウレタンの原料となる。「ベネビオール」を

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三菱ケミカル ルーサイト・ジャパンの株式を緑川化成に譲渡

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2022年2月28日

 三菱ケミカルはこのほど、同社グループが保有するルーサイト・ジャパン(LJ)の全株式を、緑川化成工業に譲渡すると発表した。

 LJ社は、

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三菱ケミカル 植物由来バイオエンプラ、ボールペンに採用

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2022年2月28日

バイオエンプラが採用された、パイロットのボールペン

 三菱ケミカルは25日、バイオエンプラ「DURABIO(デュラビオ)」が、パイロットのボールペン「アクロボールTシリーズ バイオマスプラスチック」「フリクションボールノック05 バイオマスプラスチック」の本体部分(後軸)に採用されたと発表した。

 パイロットは現在、

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三菱ケミカル 植物由来MMA、パイロットプラント設計開始

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2022年2月18日

 三菱ケミカルおよび連結子会社である三菱ケミカルメタクリレーツはこのほど、植物由来原料を使用するMMA(メチルメタクリレート)モノマーの製造技術を開発し、パイロットプラントの設計に着手したと発表した。

 同社グループは、

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三菱ケミカル PETボトルを値上げ、事業環境が悪化

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2022年2月18日

 三菱ケミカルは17日、PETボトルについて4月1日納品分から値上げすると発表した。値上げ幅は「10%以上」。 

 原油・ナフサなどの市況高騰により、粗原料の価格が上昇していることに加え、ユーティリティ費用、物流費などの諸費用の上昇により、事業環境が悪化している。同社は、継続的な合理化に鋭意努力してきたものの、現在の価格体系では安定的な製品供給が困難と判断し、今回の値上げを決定した。

三菱ケミカル 循環型システムの実証実験、ガンバ大阪と連携

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2022年2月15日

 三菱ケミカルは14日、Jリーグサッカークラブのガンバ大阪と連携し、同社の生分解性樹脂「BioPBS」を使用した紙コップを起点とする循環型システム実現に向けた実証実験を行うと発表した。

生分解樹脂を使用した紙コップ「Gスマイル カップ」

 今回の実証実験では、ガンバ大阪が実施する2022年のJ1リーグのホームゲームの際に、会場のパナソニックスタジアム吹田内で販売されるドリンク用として、「BioPBS」を使用した紙コップ約10万個を提供。

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