ADEKAなど 「硫黄系電池事業創出研究会」設立大会

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2024年6月10日

 ADEKAはこのほど、同社、住友ゴム工業、産業技術総合研究所、大阪産業技術研究所の4者が設立した「硫黄系電池事業創出研究会」の設立大会を開催したと発表した。

「硫⻩系電池事業創出研究会」幹事団体

 設立大会では、

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住友ゴム工業 タイヤ内発電技術、関西大と協業で実用化加速

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2023年10月13日

 住友ゴム工業は、関西大学の谷弘詞教授と共同で、タイヤの内側に静電気を利用した発電デバイス(エナジーハーベスト)を取り付け、タイヤの回転により電力を発生させる技術開発を行っている。

タイヤ内に取り付けた2種類の発電デバイス

 このほど、NEDO(新エネルギー・産業技術総合開発機構)の助成事業を通じ、

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住友理工など バイオ技術による廃棄物リサイクルで協業

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2023年8月28日

 住友理工はこのほど、住友ゴム工業と住友電気工業と協業してサーキュラーエコノミーの実現に向けたリサイクル技術の開発に取り組むと発表した。

バイオ技術による廃棄物のリサイクルプロセス

 同社が昨年締結した炭素回収・変換技術を

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住友ゴム、タイ工場を太陽光発電で電力ゼロカーボン化

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2023年3月6日

 住友ゴム工業のタイヤ製造・販売子会社スミトモ・ラバー(タイ王国ラヨン県)はこのほど、再エネ価値の提供に係る契約を関西電力と締結した。

太陽光発電設備 設置イメージ

 関西電力の子会社関西エネルギーソリューションズ(K‐EST)が、 “住友ゴム、タイ工場を太陽光発電で電力ゼロカーボン化” の続きを読む

住友ゴム 低燃費タイヤにつながるバイオポリマーを合成

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2022年11月25日

 住友ゴム工業はこのほど、東北大学、金沢大学、埼玉大学などと共同で、低燃費タイヤの開発につながるバイオポリマーの合成に成功した。

 同研究グループはこれまで、鎖長に影響を

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住友ゴム工業 LiSB用硫黄の可視化に成功、世界初

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2022年9月12日

電池材料開発、タイヤ性能持続技術の進化を加速

 住友ゴム工業は、大型放射光施設「SPring‐8」を活用した共同研究を進める中で、物質の構造と化学結合状態をナノレベルで計測可能な技術「テンダーX線ナノスコープ」を世界で初めて確立し、リチウム硫黄電池(LiSB)の正極材として同社が開発した硫黄化合物内部の、不均一な硫黄化学状態を非破壊で可視化することに成功した。 

住友ゴムなどの共同研究グループは、物質の構造と化学結合状態をナノレベルで計測可能な「テンダーX線ナノスコープ」技術を確立。住友ゴムが開発を進めるLiSB向け硫黄化合物の性能向上につなげていく

 この技術を動作中のLiSBの

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住友ゴム工業 トマト由来酵素で長鎖長ポリイソプレンを合成

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2022年7月14日

 住友ゴム工業はこのほど、東北大学、金沢大学、埼玉大学らと共同で天然ゴムの鎖長制御に重要な天然ゴム合成酵素の部位を特定し、この部位をトマト由来酵素に組み込むことで、自然界には存在しない構造のバイオポリマーの合成に成功した。

  今回、

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住友ゴム工業 タイヤ内発電でセンサーをバッテリーレス化

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2021年3月25日

 住友ゴム工業はこのほど、関西大学と共同でタイヤ内発電技術を開発しタイヤ周辺に搭載するセンサーへの電源供給が可能となったと発表した。この発電デバイス(エナジーハーベスト、環境発電)は、タイヤの内側に取り付け、タイヤの回転による静電気を利用して電力を発生させる技術だ。

タイヤ内に取付けた発電デバイス
タイヤ内に取付けた発電デバイス

 今回、摩擦帯電に関係する構造と材料の最適化で発電電力を上げるとともに、電源制御回路へ充電し外部センサーへ給電・動作させるシステムを開発した。検証テストでは、タイヤ速度50km/hでの発電量は800μW以上で、外部センサーを起動しBLE(Bluetooth Low Energy)の連続通信を確認した。これにより、タイヤセンシングの一番の課題であるセンサーデバイスの電池寿命を解決し、タイヤセンシングの実用化に大きく前進した。

 同社は、CASE/MaaSなどの自動車業界の変革に対応するためのタイヤ技術開発と周辺サービスのコンセプト「スマートタイヤコンセプト」を掲げ、様々な技術開発を行っており、中でもタイヤをセンサーとしたソリューションサービスの提供を推進している。今後も「タイヤがクルマとつながる、人とつながる、社会とつながる」をキーワードに、安全・安心なモビリティ社会実現に向けて同社独自の価値を提供し続ける考えだ。

 

住友ゴム 好調な需要で米国のタイヤ生産能力を倍増

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2021年3月18日

 住友ゴム工業はこのほど、米国工場の乗用車・ライトトラック用タイヤの生産能力を現在の日産6500本から2023年末までに日産1万2000本に増強することを決定した。投資額は約101億円を計画。増産により、北米市場でのSUV、ライトトラック用タイヤの好調な販売に対応し、あわせて順調に販売を伸ばすトラック・バス用タイヤの生産能力も、約27億円を投じて現在の日産1750本を2024年末までに2300本に増強する。

 新型コロナウイルス感染症の拡大で落ち込んだタイヤの世界需要がコロナ前の水準まで回復するのは、来年以降になると見込まれるが、FALKENブランドの『WILDPEAK(ワイルドピーク)』シリーズを中心とする高機能タイヤで、北米市場での販売を着実に伸ばしている。この好調な販売に対応するため、また米国工場の生産性改善が進んだことから増産投資を決定した。現地生産を強化し販売リードタイムを短縮することで、さらなる拡販につなげていく考えだ。

 さらにタイと宮崎の工場でも既存設備をSUV、ライトトラック用生産設備に置換する。タイ工場では2023年までに日産4150本、宮崎工場では2024年までに日産1600本の生産置換を行い、北米の販売拡大をサポートする。両拠点への総投資額は108億円の計画だ。

 同社は中期計画の柱の1つに高機能商品の開発・増販を掲げており、今回の生産能力増強により、その取り組みを一層加速するとしている。

住友ゴム 天然ゴムの臭いを大幅抑制、新製品を開発

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2020年4月8日

 住友ゴム工業はこのほど、天然ゴムの臭気発生原因を特定し、臭いを大幅に抑えた「臭気低減天然ゴム」を新たに開発した。

 今回の開発品は、同社の天然ゴム加工工場(タイ)の原材料加工工程に独自手法を取り入れ、臭気発生原因となる原材料中の非ゴム成分(タンパク質・脂質など)の分解を抑制することで、大幅な臭気低減を実現した。この手法の確立により、天然ゴム加工工場のみならずタイヤ製造工場などの臭気問題解決への貢献が期待される。

 同社は、世界的な環境意識の高まりに対応するため、天然ゴムの改質や高機能バイオマス材料を活用したタイヤ性能向上に取り組むなど研究開発を推進。特に天然ゴムは、タイヤ原材料の重量構成比で約30%と大きな比率を占めており、天然ゴムを取り巻く課題解決に率先して取り組んでいる。