住友化学の3月期 石油化学の交易条件改善で増収増益

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2022年5月16日

 住友化学は13日、2022年3月期の連結決算(IFRS)を発表した。売上収益は前年比21%増の2兆7653億円、コア営業利益59%増の2348億円、営業利益57%増の2150億円、純利益3.5倍の1621億円となった。

 セグメント別に見ると、石油化学は

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住友化学 カプロラクタム事業から撤退、事業環境が悪化

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2022年4月19日

 住友化学は15日、愛媛工場(愛媛県新居浜市)にあるナイロンの原料となるカプロラクタム(CPL)の製造設備を、今年10月をめどに停止し、同事業から撤退すると発表した。

 同社は、1965年に

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住友化学 新たなPE開発、水平リサイクルの実現に貢献

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2022年4月14日

 住友化学はこのほど、容器包装向けの高剛性ポリエチレン(PE)「スミクル」を開発したと発表した。プラスチック容器包装の基材層に適用することで、原料をPEに統一することが可能となり、使用済みプラスチック製品を同様の用途へと再資源化する水平リサイクルの実現に貢献する。すでにサンプル提供を開始しており、今年度の早期に事業化を目指す。

 食品や日用品向けのプラ容器包装は、

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住友化学とパイロットコーポレーション プラ製品の水平リサイクルで共同開発

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2022年4月13日

 住友化学とパイロットコーポレーションは12日、使用済みプラスチック製品の水平リサイクル実現に向けて、プラ容器包装の印刷層を無色化する技術に関して共同開発を推進すると発表した。

プラ製品の水平リサイクル

 循環型社会の実現に向けて、

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積水化学工業 ごみからエタノールに変換、実証プラントが完成

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2022年4月12日

 積水化学工業は11日、積水化学と米国ベンチャー企業ランザテックが共同開発した、微生物を活用して可燃性ごみをエタノールに変換する技術「BRエタノール技術」について、岩手県久慈市で建設を進めていた実証プラントが竣工したと発表した。

BRプラント(岩手県久慈市)

 実証プラントでは、BRエタノール技術の実用化・事業化に向けた最終段階の検証を行うため、スケールアップ時の技術検証、システム最適化、安定稼働の確認、事業性の確認などを行う計画。

 標準的な規模のごみ処理施設が処理するごみの

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住友化学 ペトロ・ラービグへの減資を中止、業績が改善

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2022年4月7日

 住友化学はこのほど、2020年度の大幅赤字で発生した累計損失の解消と財務体質の強化を目的に、昨年12月に公表していた「ペトロ・ラービグ社の減資および増資」について、減資のみ中止すると発表した。ペトロ・ラービグ社の業績が改善し、当初想定していた累積損失額が大幅に減少する見通しとなったため。

 計画では、3億2100万ドル相当(住友化学の対応分1億2000万ドル相当)の減資を予定していた。なお、21億2000万ドル相当の増資(住友化学の引受分7億9500万ドル相当)については実施する。

【化学企業 入社式訓示①】住友化学 岩田圭一社長

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2022年4月4日

 入社の日を迎えられた皆さんを心から歓迎する。全人類共通の課題ともいえるカーボンニュートラル(CN)に向けた世界的な潮流は確実だ。そこで必要とされるイノベーションや社会実装に対し、化学産業の果たす役割は極めて重要になる。CNのターゲットである2050年までの期間は、

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住友化学 PEおよびPPを値上げ、ナフサ高騰に対応

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2022年3月22日

 住友化学はこのほど、ポリエチレン(PE)およびポリプロピレン(PP)について、4月1日納入分から値上げを実施すべく、需要家との交渉に入ると発表した。対象製品と改定幅は、PEが「58円/kg以上」、PEのヘキサン使用製品「スミカセンα」「スミカセンHiα」「スミカセンE」「スミカセンEP」「エクセレンGMH」が「70円/kg以上」。PPが「58円/kg以上」。

 主要原料である国産ナフサ価格は、原油価格の高騰と需給がタイトな状況を受け、昨年11月の値上げで想定していた水準を超えて推移している。加えて、PEの一部製品に原料として使用しているヘキセンは世界的な供給不足により、価格が高騰している状況。また、物流費などの諸経費も近年著しく上昇しており、今後もこの傾向が続くと見られる。

 同社は、これらのコスト増加が自助努力だけでは吸収しえないものであることから、安定供給を継続するために、今回の値上げを決定した。なお、想定したナフサ価格が大きく変動する場合、価格改定幅の修正を行うこともあるとしている。

住友化学 硝酸アンモニウムを値上げ、アンモニアが高騰

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2022年3月22日

 住友化学はこのほど、硝酸アンモニウム(硝安)について、4月1日出荷分から値上げすると発表した。改定幅は「30円/kg」。

 硝酸アンモニウムは、主要原料であるアンモニアの価格が大幅に上昇しており、今後も高止まりが続くことが予想される。また、製造設備の高経年化に伴う維持・補修費用なども引き続き増加している。こうした中、同社は様々な合理化に取り組んできたが、自助努力だけでコストの増加を吸収することは困難と判断し、安定供給を継続するために、値上げを決定した。

住友化学とマイクロ波化学 メタン由来の水素製造プロセス、共同で開発

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2022年2月22日

 住友化学とマイクロ波化学は21日、メタンをマイクロ波により熱分解し、水素を製造するプロセスの共同開発に着手したと発表した。商業生産開始は2030年代前半の予定で、生産能力は年間数万tを目指す。

 水素は、各種合成樹脂や有機化合物などの化学製品の原料として使用されるほか、 “住友化学とマイクロ波化学 メタン由来の水素製造プロセス、共同で開発” の続きを読む