日本ABS樹脂工業会がこのほど発表した出荷実績によると、3月の総出荷量は前年同月比21%増の3万2500tと6カ月連続でプラスとなった。昨年12月以来3カ月ぶりに3万t台を回復している。国内出荷が同9%増の2万800t、輸出が同51%増の1万1700tだった。輸出は昨年9月以降、7カ月連続で2桁台の伸びが継続しており、海外市場での旺盛な需要が伺われる。
3月の国内出荷を用途別で見ると、
2021年4月22日
2021年3月17日
2021年2月22日
2021年1月26日
2020年12月21日
日本ABS樹脂工業会がこのほど発表した出荷実績によると、11月の総出荷量は前年同期比2%増の2万9200tとなり、2カ月連続でプラスとなった。ただ、再び3万t台を割り込んでおり、需要にまだ力強さが見られていない状況だ。
国内出荷は同4%減の1万8900t、輸出は同13%増の1万300tだった。輸出は9月以降2桁台の伸びが続いている。ただ前月比で見ると国内出荷、輸出とも減少した。国内出荷は前月比4%減と3カ月ぶりにマイナスとなっており、国内需要はまだ本格的な回復とはなっていないようだ。輸出も前月比9%減とやや調整が入ったと見られる。
11月の国内出荷を用途別で見ると、
2020年10月22日
室園会長「需要は回復傾向も、今後の動向を注視」
日本スチレン工業会は21日、都内で定例会見を開催し、ポリスチレン(PS)とスチレンモノマー(SM)の出荷実績について説明を行った。
1-9月期のPSの国内出荷は、前年同期比6%減の45万1000tとなった。室園康博会長(PSジャパン社長)は、「9月の国内出荷は大きく伸びた。PSメーカー各社が10月からの値上げを打ち出していたこともあり、駆け込み需要が発生したことが背景にある。また、包装系や家電系を中心に、7月以降は需要が回復傾向となってきたことも大きい。ただ、例えば巣ごもり需要でスーパーが好調な反面、コンビニが振るわないなどまだら模様となっており、動向を注視している」と総括した。
輸入品については
2020年10月21日
2020年9月16日
2020年8月26日
2020年6月17日