積水化学 社長交代、技術系出身は二十数年ぶり

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2020年2月20日

加藤次期社長、経験生かし「持てる力を全て投入」

髙下社長(左)から加藤次期社長の新体制へと引き継がれる
髙下社長(左)から加藤次期社長の新体制へと引き継がれる

 積水化学工業はこのほど社長交代人事を発表した。3月1日付で加藤敬太代表取締役専務執行役員が就任する。

 同氏は京都大学工学部を卒業後、1980年に同社入社。工場の技術開発課で、製造部長や工場長とモノづくりの現場を豊富に経験し、開発研究所長としては、新製品の市場導入の加速など、イノベーションの種を見極め育てる仕事に携わってきた。技術系出身者の社長は、同社では二十数年ぶりのこと。

 長期ビジョンに業容倍増を掲げ、2030年までに売上高2兆円、営業利益2000億円を目指す同社グループ。4月からは、現中期経営計画「SHIFT 2019‐Fusion‐」に続く新中計が始動する。技術に目が利く加藤次期社長への期待は大きい。

 13日に都内で開催された記者会見で、髙下貞二社長は加藤氏について、「技術開発に

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積水化学 新社長に加藤専務執行役員、3月1日に就任

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2020年2月14日

次期社長に就任する加藤専務
次期社長に就任する加藤専務

 積水化学工業は13日、新社長に加藤敬太代表取締役専務執行役員が3月1日付で就任すると発表した。なお、髙下貞二社長は同日付で代表取締役会長に就任する。

 同社は異動の理由について、「当社のさらなる成長と収益基盤の確立に向けて、経営体制の強化を図るもの」としている。