ランクセス 東北復興支援でオンライン化学実験教室開催

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2021年9月9日

 ランクセスはこのほど、東北復興支援の一環で岩手県下閉伊郡山田町の小学生を対象に、化学実験教室「つくってまなぼう! わくわく実験教室」をセーブ・ザ・チルドレン・ジャパンと共催した。子どもたちが楽しみながら化学を学べることを目的に、今年で8回目の開催となる。

 8月5日に山田町ふれあいセンター「はぴね」で、地元の小学1年生から6年生までの17人の児童が参加。新型コロナの感染リスクを最小限に抑えるため、昨年同様、山田町の会場とランクセス東京オフィスをオンラインで繋ぎ、画面を通して実験を進めるリモート開催となった。

 今年は「暑い夏をエコに涼しく楽しく! 自分だけの保冷剤をつくろう!」をテーマに、地球で起こっている様々な環境問題や身近に取り組める地球温暖化対策について学ぶとともに、電気を使わずに涼しく過ごす方法の1つとして、高吸水性ポリマーを使って保冷剤を作る実験を行った。参加した子どもたちからは「すんごく楽しかった」「高吸水性ポリマーに水を入れてもめばゼリーのようになったところが面白かった」「楽しく保冷剤を作れて、地球温暖化について知れてよかった」などのコメントが寄せられた。

 同社は、東日本大震災で被災した子どもたちの支援を目的に、2011年からセーブ・ザ・チルドレンの活動を支援し、さらなる支援の拡充を目指して2014年から宮城県内、2017年からは岩手県内で化学実験教室を開催している。長引くコロナ禍でも学びの機会が失われないよう、また環境や化学に興味をもつ機会となることを願っての開催となった。今後もすべての子どもたちに質の高い教育の機会を提供するという持続可能な開発目標に向かって、教育分野への支援を続けていく考えだ。

 

ランクセス 小学生対象の化学実験教室を岩手で実施

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2019年10月28日

 ランクセスは社会的責任(CSR)活動の一環として、今年度も岩手県山田町で、小学生を対象にした化学実験教室「つくってまなぼう!わくわく実験教室」を開催した。

ランクセス 山田ふれあいセンター「はぴね」での化学実験教室の様子(写真: ランクセス株式会社)
「はぴね」での化学実験教室の参加者たち

 この教室は子どもたちに楽しみながら化学の知識を学んでもらうことを目的としている。6回目となる今年は、昨年に続きセーブ・ザ・チルドレン・ジャパンとの共催により、8月24日に山田町立轟木児童館と山田町ふれあいセンター「はぴね」の2カ所で、地元の1年生から6年生までの小学生を含む計26人の児童が参加して行われた。

 実験教室では「自然にやさしいエネルギー実験!」をテーマに、前半は「空気とは何か?」「空気から作られるエネルギー」などを学ぶため、ペットボトルと風船を使った空気砲作りなどを実施。後半はペットボトルを使ってプロペラを作り、小型モーターをつなげて風力発電実験を行い、プロペラで風を起こしてLEDライトを点灯させたり、電圧計を使って発電量を計測したりした。

 同社は東日本大震災で被災した子どもたちの支援を目的に、2011年からセーブ・ザ・チルドレンの活動を支援している。その支援活動を通して、被災地の復興が進む中、子どもたちへのさらなる支援の拡充を目指し、2014年から宮城県内、2017年からは岩手県内で化学実験教室を開催するプロジェクトを実施してきた。

 今年度は5月に社内を横断するメンバー14人によるプロジェクトチームを立ち上げ、実験教室の企画・準備を行った。ランクセス日本法人の辻英男社長は「これからも、すべての子どもたちに質の高い高等教育の機会を提供するという持続可能な開発目標に向かって、教育分野への支援を続けていく」と述べている。