台湾の2018年のGDP成長率は、2.7%と前年比0.2ポイント悪化した。台湾区石油化学同業公会(PIAT)の統計によると、2018年の6つの基礎原料と主要25石化中間製品の生産は4.0%増の3189万4000t、輸入は3.4%増の
【アジア石化特集・カントリーレポート】台湾 エチレン生産回復、2019年は需給バランス悪化を懸念
2019年5月30日
2019年5月30日
2019年4月8日
JXTGエネルギーは5日、台湾で洋上風力発電所の建設・運営を行う允能(ゆんねん)ウインドパワー社の権益の6.75%を取得し、台湾での発電事業と洋上風力発電事業に初めて参画すると発表した。
今回のスキームはJXTGエネルギーと双日、中国電力/中電工、四国電力が共同で参画したスターウインド・オフショア社が、允能ウインドパワー社の持株会社である雲林(ゆんりん)ホールディングス社の株式を、ドイツの大手再生可能エネギー開発事業者のwpdグループから27%(JXTGエネルギー持分は6.75%)を取得するものだ。
允能ウインドパワー社は2021年12月までに、台湾の雲林県沖合で、同国最大規模となる640MW(64万kW)の洋上風力発電所(着床式)を建設。台湾の再生可能エネルギーの固定価格買取制度(FIT)に基づき、台湾電力に20年にわたり電力を販売する。
台湾は2025年までに、5.5GW(550万kW)の洋上風力発電導入を目指しており、今回の開発エリアでもある西海岸一帯を風力発電の開発エアリアと定め、積極的に導入を後押ししている。
JXTGエネルギーは台湾だけでなく、世界的にも開発余地の大きい洋上風力発電事業に参画し、知見を習得することで再生可能エネルギー事業の推進を図り、低炭素社会の実現に貢献していく。
2018年10月15日