機能的な製品を追求、BtoCへの展開もプラス
ADEKAは先日、決算説明会を開催し、城詰秀尊社長が説明を行った。2024年3月期第3四半期(4―12月期)の連結業績は、売上高が前年同期比3%減の2864億円、営業利益1%増の240億円の減収増益だった。
化学品事業(樹脂添加剤、情報・電子化学品、機能化学品)と
2024年3月7日
2023年12月4日
2023年11月29日
2023年9月6日
2023年3月8日
2022年11月29日
2022年9月7日
潤滑油添加剤が牽引、成長分野は海外展開を強化
ADEKAは機能化学品の拡大を加速させる。これまで選択と集中に取り組んできたことで、2021年度の営業利益率は10%(2000年度4%)にまで改善してきた。次世代自動車や生活関連、土木・建築といった分野に、グローバルな成長が期待できる「戦略製品」を展開。中期経営計画の最終年度(2023年度)には、機能化学品の営業利益70億円を目指していく方針だ。
先日開催した決算会見において、城詰秀尊社長が説明を行った。機能化学品では、エンジンオイル用潤滑油添加剤の「アデカサクラルーブ」が、トップライン製品として成長をけん引する。同製品は、
2022年3月17日
2022年1月14日
2021年11月29日
ADEKAは25日、オンラインによる決算説明会を開催した。2022年3月期第2四半期(4―9月期)の決算は、売上高が前年同期比22%増の1684億円、営業利益が同78%増の159億円の増収増益だった。
城詰秀尊社長は「営業利益は69億円の増益となったが、約60億円は数量増によるものだ。原料価格の高騰を転嫁できず価格バランスはマイナスとなったが、製造原価などの見直しに注力したことでカバーした」と総括した。 なお、
当初計画に対する進捗率は、売上高で47%、営業利益で51%となっている。
セグメント別では、