旭化成は13日、2021年3月期の連結業績を発表した。売上高は前年比2%減の2兆1061億円、営業利益3%減の1718億円、経常利益3%減の1780億円、純利益23%減の798億円となった。
オンライン会見において、工藤幸四郎常務執行役員は、「マテリアルと住宅のマイナスをヘルスケアで挽回し、ほぼ前期並みの業績となった。純利益はベロキシスの組織再編に伴う税金費用を先行的に計上したことで減益となった」と総括した。なお半導体工場(宮崎県延岡市)で発生した火災では、特別損失223億円を計上している。
セグメント別に見ると、