太陽石油など7社は14日、波方ターミナル(愛媛県今治市所在)のクリーンエネルギー供給拠点化に向けた検討を行うべく、「波方ターミナルを拠点とした燃料アンモニア導入・利活用協議会」を設置することに合意したと発表した。参画企業は太陽石油のほか、四国電力、大陽日酸、マツダ、三菱商事、波方ターミナル、三菱商事クリーンエナジーで、愛媛県、今治市、西条市、新居浜市、四国中央市もオブザーバーとして参加する。
協議会では、
2023年4月17日
2022年11月22日
2020年12月1日
太陽石油はこのほど、愛媛県と愛媛の森林基金が主催する「えひめ山の日の集い」(11月7日)記念式典に出席し、CO2吸収証書を授与されたと発表した。
同社は、環境保全活動の一環として2007年度に愛媛県、今治市、太陽石油からなる「森林づくり活動協定」を締結。愛媛県今治市内に所在する延べ117.43ヘクタールの森林を「太陽がむ森」と命名し、森林整備活動の支援や社員による森林整備のボランティア活動などの取り組みを進めている。
同式典は、協定活動により森林が吸収したCO2の量を愛媛県知事が正式に認証する愛媛県独自の制度。同社は2008年度から毎年認証を受けており、今回の式典では2019年度のCO2吸収量12・6tが認証された。これまでの12年間の累計では256.3tに上る。
同社は今後も、四国事業所のある地元愛媛県での環境保全への支援を継続していく考えだ。
2019年6月11日
大王製紙はこのほど、愛媛県と共同でセルロースナノファイバー(CNF)を用いた陶磁器などの塗料の実用化に向けた研究開発の取り組みに着手したと発表した。
同社は、2016~2018年度の3年間、愛媛県が複合材料・食品・繊維・紙産業の各分野で産学官の関係機関が連携して試作品開発を実施しCNF利用の可能性を検討した「愛媛CNF関連産業振興事業」の中で、アドバイザーを務めた。
同事業での愛媛県の研究成果として、砥部焼に多層絵付けができる技術があるが、今回、愛媛県と同社はこの技術を基盤にした陶磁器やガラスなどの塗料の実用化に向け、共同研究契約を締結。
陶磁器やガラスなどの塗料へのCNF配合により、立体感のある重ね描き、曲面への塗布など、従来技術では実現が難しかった塗料の高機能化が期待できる。
両者は、本格的に共同開発を進めることにより、陶磁器やガラスなどの高機能塗料の実用化を進めていく予定だ。