日本製紙 バイオマス由来肥料の供給体制確立、供試開始

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2024年2月5日

 日本製紙は、勇払バイオマス発電所と八代工場N1バイオマス発電設備で発生する燃焼灰(バイオマス灰)由来肥料の本格販売を1月から開始した。

 農林水産省の「国内肥料資源マッチングサイト」を活用し、

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日本製紙など 純国産SAF原料の認証取得に向け始動

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2023年9月6日

 日本製紙はこのほど、グリーン アース インスティテュート(GEI、東京都新宿区)と住友商事とともに、「SAF(持続可能な航空燃料)の導入促進に向けた官民協議会」の「SAF流通ワーキンググループ」の「SAF認証タスクグループ」において、純国産バイオエタノールの「CORSIA(国際民間航空のためのカーボン・オフセットおよび削減スキーム)適格燃料」(CEF)としての登録・認証を目指す「パイロット事業者」に選定された。

 同社は、

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日本製紙 3Dプリンター用CNF強化樹脂の供試開始

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2023年7月5日

 日本製紙はこのほど、粉末床溶融結合(PBF)方式3Dプリンター用CNF(セルロースナノファイバー)強化樹脂を富士革新素材研究所の実証設備で開発し、サンプル提供を開始した。

3Dプリンター用CNF強化PA6と成型品

 PBF方式の3Dプリンターは、

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日本製紙 TEMPO酸化CNF粉体品の供試を開始

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2023年5月22日

 日本製紙はこのほど、約3㎚の完全に均一な繊維幅をもつ超極細繊維「TEMPO酸化CNF(セルロースナノファイバー)」の乾燥粉体品を開発しサンプル提供を開始した。

 「セレンピアTD‐02X」は、

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日本製紙 MF化セルロースの解繊度をオンサイト調整

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2023年5月8日

 日本製紙はこのほど、可搬・可調整式製造機による繊維幅がナノ~マイクロオーダーにカスタマイズ可能なセルロース繊維「ミクロフィブリル化セルロース(MFC)」を開発し、サンプル提供を開始した。

 同社のセルロースナノファイバー(CNF)の

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日本製紙 ハンガリーにLIB用CMC生産体制を構築

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2023年2月20日

 日本製紙はこのほど、欧州で急速に市場拡大する電気自動車(EV)の車載用リチウムイオンバッテリー(LIB)の負極材料の1つとして使われるCMC(カルボキシメチルセルロース)の供給体制を強化するため、ハンガリーに製造販売子会社を設立した。

 CMCは、

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日本製紙 CNF配合天然ゴムマスターバッチを供試開始

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2022年12月15日

 日本製紙はこのほど、繊維幅がシングルナノサイズのTEMPO酸化セルロースナノファイバー(CNF)を天然ゴム中に均一分散させて弾性率と燃費性能を両立させたゴムマスターバッチのサンプル提供を開始した。

セレンピアエラス

 天然ゴムは

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三井化学 日本製紙とバイオコンポジットで連携

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2022年9月9日

自動車材など安定供給と25年度の本採用目指す

 三井化学は8日、日本製紙と連携し、木質バイオマス素材「セルロースパウダー」を高配合した、樹脂と同様の成形性をもつ複合素材「新規バイオコンポジット」の共同開発を開始すると発表した。

日本製紙が提供する「セルロースパウダー」(左)と、三井化学が生産する「新規バイオコンポジット」。試作段階ではセルロースパウダー配合率を80%強まで高めた

 その用途は日用品や容器に加え、

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日本製紙 CNF蓄電体でLEDの点灯検証に成功

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2022年1月20日

 日本製紙はこのほど、セルロースナノファイバー(CNF)による蓄電体開発の中でLEDの点灯検証に成功した。学術実験以外の蓄電体実用化の検証実例としては、世界初だ。

 同社はTEMPO酸化CNF(工業用途全般)、

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日本製紙 CNF強化樹脂の実証生産を本格化

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2021年10月6日

 

CNF強化樹脂混練設備

 日本製紙はこのほど、富士工場(静岡県富士市)内のセルロースナノファイバー(CNF)強化樹脂の実証生産設備を拡張したと発表した。

 混練を中心とする実証設備の拡張で、CNF強化樹脂マスターバッチ(CNF含有率30~50%)の製造能力は年間50t以上になった。また新たにCNF強化樹脂の設計・開発、製造についてISO9001の認証を取得したことで、マスターバッチの品質マネジメントを徹底させる。

 CNF強化樹脂「セレンピア プラス」は、ポリプロピレン(PP)やナイロン6(PA6)などの樹脂へCNFを混練・分散した高強度の新素材で、自動車、建材、家電などでの利用が期待されている。部材の軽量化に加え、マテリアルリサイクル性に優れるため、プラスチック使用量の削減とCO2などの温暖化ガス排出削減にもつながる。

 同社は、新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)の助成事業プロジェクト「炭素循環社会に貢献するセルロースナノファイバー関連技術開発/革新的CNF製造プロセス技術開発/CNF強化樹脂の低コスト製造プロセス技術の開発」に宇部興産と共に参画しており、今回はその助成金を活用した。

 今後は安定して大量生産する製造技術の確立を目指すとともに、CNF強化PA6については10月、CNF強化PPは来年4月よりサンプル提供を拡大し、自動車用部品を始めとする幅広い産業への用途開発を加速させていく。

 なお同社は、すでにTEMPO酸化CNF(宮城県・石巻工場)を産業用途全般向けに、カルボキシメチル化CNF(島根県・江津工場)を食品、化粧品用途向けに営業生産・販売しており、CNF強化樹脂の大量製造技術と本格的供給体制を早期に確立することで、「木とともに未来を拓く総合バイオマス企業」として、CNFの市場創出の強化と、減プラスチック社会の構築や地球温暖化対策(温暖化ガス排出削減)に貢献していく考えだ。