東レ 膵がんの体外診断用医薬品、製造販売承認を申請

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2022年9月16日

 東レはこのほど、膵がん患者の血液中で量比が変化する、アポリポ蛋白A2(APOA2)アイソフォーム濃度を測定する検査試薬について、体外診断用医薬品として厚生労働省へ製造販売承認申請を行ったと発表した。

 APOA2は、

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東レ チェコで車載用極細吸音材を生産、欧州で事業拡大

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2022年9月16日

 東レは15日、グループ会社であるTTCE(チェコ)およびTAK(韓国)が、自動車内の空間から発生する異音などを防止する極細吸音材「エアライト」について、チェコで生産設備を新設し、欧州での自動車用極細吸音材の事業を拡大すると発表した。TTCEに年産約1200tの設備を導入し、10月から量産を開始する。

車載用吸音材「エアライト」

 先進国では欧州を中心に、内燃自動車を含む自動車の社外騒音規制が段階的に強化されている。また、普及が加速するEVは、エンジン騒音がほとんどないため、

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東レ インドの大学に水処理研究拠点、水不足解決に貢献

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2022年9月15日

 東レはこのほど、インド・チェンナイ市に新たな水処理研究拠点を開設したと発表した。水不足により水処理需要の急速な拡大が見込まれるインド市場において、水処理膜を応用した水処理分野の研究・技術開発を強化していく。

水処理研究拠点を開設した、インド工科大学マドラス校リサーチパーク

 新拠点は、インド工科大学マドラス校(IITM)の産学連携拠点である同校リサーチパーク内に開設し、同大学と水処理膜を用いた下水再利用技術に関する共同研究を行う。IITMは政府の

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東レなど 山梨県P2Gシステム実証、サントリー工場で

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2022年9月7日

 山梨県、東レ、東京電力ホールディングス・東京電力エナジーパートナー、日立造船、シーメンス・エナジー、加地テック、三浦工業、ニチコンはこのほど、新たに開発する大規模P2Gシステム

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東レ 蒸着OPPフィルムを開発、PET代替狙う

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2022年9月5日

ガスバリア性と耐熱性を保有、モノマテ化を推進

 東レはこのほど、食品包装用高ガスバリア性蒸着OPPフィルム「トレファン」を開発した。

OPPフィルム

 一般的なOPP(二軸延伸ポリプロピレン)フィルムに比べ3倍以上の高いバリア性と高い耐熱性を有しており、食品包材で使用される蒸着PETフィルムを代替することが可能となる。これにより、

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東レ UL認証の不適正対応、10品種が追加で取り消しに

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2022年9月1日

 東レは31日、今年1月末に公表した樹脂製品の難燃性を示すUL認証での不適切行為について、ULによる調査が完了したと発表した。

 3月末の時点でABS樹脂(45品種)、PLA樹脂(1品種)、LCP樹脂(6品種)など合計52品種の認証登録が取り消されていたが、同日付で

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東レ 廃LIBからリチウム回収、新規NF膜創出

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2022年8月31日

耐酸性と選択分離性を向上、2027年実用化目指す

 東レは29日、車載用の使用済みリチウム電池(LIB)から、現状では大部分を廃棄しているリチウムを回収できる、新規ナノろ過(NF)膜を創出したと発表した。すでにリサイクル業者と協業し、廃LIBからの実液を用いたリチウムの回収評価を開始している。研究・技術開発を加速し、2027年頃の実用化を目指していく。

リチウム回収分離膜

 世界ではEVが急増しており、

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東レ 3Dプリンタ向け真球PA6粒子の販売を開始

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2022年8月29日

 東レはこのほど、高強度で高耐熱性、高い表面平滑性を有する、パウダーベッド方式3Dプリンタに対応した真球ポリアミド(PA)粒子「トレパールPA6」の量産体制を確立し、販売を開始したと発表した。現有設備は2025年度にフル稼働が見込まれており、さらなる能力増強を含め事業拡大を図っていく。

トレパールPA6

パウダーベッド方式3Dプリンタは、原料に金属粒子や樹脂粒子を使用し、高い寸法精度で効率良く造形できることが特長。金属は特に高強度が求められる用途に用いられる一方、樹脂は軽量性やコスト面で優れることから産業用途に広く使用されている。しかし、現在主流のPA12を含む樹脂粒子は

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東レ 非可食バイオマスの糖からアジピン酸を創出

2022年8月25日

環境配慮型ナイロン66に寄与、30年に実用化

 東レは24日、植物の非可食成分から得た糖を原料とし、同社の微生物発酵技術と、分離膜を活用した精製技術を組み合わせた独自の合成方法により、ナイロン66の原料となる100%バイオアジピン酸を開発したと発表した。非可食バイオマス由来の糖を原料としたアジピン酸の開発は世界初となる。スケールアップ検討を開始しており、ナイロン66の重合試作、生産技術開発、市場調査など進め、2030年近傍までに実用化を目指す方針だ。

非可食バイオマス由来の糖からナイロン66 までのプロセス

 ナイロン66は、

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東レの4-6月期 大幅な増収増益だが事業利益が減益

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2022年8月12日

 東レはこのほど、2023年3月期第1四半期(4-6月期)の連結業績(IFRS)を発表した。売上収益は前年同期比18%増の6059億円、事業利益25%減の271億円、営業利益42%増の509億円、純利益34%増の399億円となった。

 セグメント別では、

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