積水化学工業 人事(2019年1月1日)

2018年12月13日

[積水化学工業・人事](2019年1月1日)▽代表取締役経営戦略部長、専務執行役員加藤敬太▽取締役積水メディカル社長、同久保肇▽社長特命事項、取締役同関口俊一▽環境・ライフラインカンパニープレジデント、取締役常務執行役員平居義幸▽住宅カンパニープレジデント兼まちづくり事業推進部長、同役員同カンパニー 住宅営業統括部長神𠮷利幸▽常務執行役員高機能プラスチックスカンパニープレジデント、同カンパニーエレクトロニクス分野担当清水郁輔▽環境・ライフラインカンパニー中部支店長、執行役員環境・ライフラインカンパニー東日本支店長藤井清▽同カンパニーシート事業部長、同役員岸谷岳夫▽徳山積水工業副社長、同野力優▽環境・ライフラインカンパニー建材事業部長吹田登志雄▽高機能プラスチックスカンパニーフォーム事業部長青島嘉男▽R&DセンターR&D戦略室長森川岳生▽同センター知的財産グループ長海野雅幸。

セキスイハイム中部 体感型ショールームを三重に開設

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2018年12月10日

 積水化学工業のグループ会社であるセキスイハイム中部は、中部エリアとしては2施設目となる体感型ショールーム「セキスイハイムミュージアム三重」(三重県四日市市)を今月15日にオープンする。

 同社の体感型ショールーム全国展開の一環として、今年5月にモデルハウスとの複合型ショールーム「ハイムギャラリーパークみなと」(HGPみなと:名古屋市港区)を開設し、オープンから半年で500組を超えるユーザーが来場し高評価を得ている。

 今回、第2弾となる「セキスイハイムミュージアム三重」は、「HGPみなと」のコンセプトを受け継ぎながら、三重エリアに特化したコンテンツを加え、周辺地域の顧客に納得・体感型の家づくりの手軽さ、身近さを感じてもらうことが目的だ。家づくりを検討している顧客の納得度を高める「納得体感エリア」、契約後の打ち合わせスペースを充実させた「満足コンサルエリア」も併設。今後は、顧客と総合的な信頼関係を構築していくためのショールームを目指す。

積水化学 中高年の生活・住まいに関する意識調査を実施

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2018年11月20日

 積水化学工業の住宅カンパニーの調査研究機関である住環境研究所はこのほど、「中高年の生活・住まいに関する意識調査」を実施し、結果をまとめた。

 中高年の家族価値観・生活価値観について、2000年の調査と比較し時系列変化などを捉え、今後の住行動トレンドを探っている。

 ①家族観については、家族それぞれの自立度が高まる結果となった。「夫婦といえども一人の時間が欲しい」が増加し、夫婦間での自立志向は高まっていた。また、「家族一人ひとりの生活尊重」「子は自立すべき」も増加し、家族のあり方、子どもとの関係、どちらも自立志向が高まっていることが分かった。

 ②中高齢期の過ごし方については、自立度アップの背景は中高年の元気化が背景にあった。どの年代も半数以上の人が「あと十年近く働きたい」と考えていることがわかった。また、定年後に向けての「体力」「生きがい」の準備については、六割以上の人が何らかの準備をしていた。

 ③暮らし・住まいについては、モノを持たない暮らしの志向が増加し、住まいの縮小を望む傾向にあった。「すっきりシンプルに暮らしたい」が増加し、また、「広い家に住みたい」よりも「コンパクトな家に住みたい」が多数を占めた。住居形態別では、特に持ち家戸建て層で住まい縮小希望が多い傾向にあった。

積水化学 中高齢者の自宅での運動意識を調査

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2018年10月17日

 積水化学工業の住宅カンパニーはこのほど、現在あまり運動ができていない人でも今後の運動意向は高く、日常生活の中で活動量を確保するリフォームに魅力を感じている人が多いとの調査結果を発表した。

 同社の調査研究機関である住環境研究所が2016年8月に所内に開設した「生涯健康脳住宅研究所」が、中高齢者の自宅での運動に関する意識や実態を調査した。

 「生涯健康脳」とは、脳の活性化や機能維持のための重要な4つの項目「会話」「食事(調理)」「運動」「睡眠」(同社では「話食動眠(わしょくどうみん)」と呼称)」から、健康な生活をより長期化させるという考え方。今回の調査は、このうち運動に着目したもので、首都圏のセキスイハイムに居住する人を対象に実施した。

 運動実施の有無には3タイプがあり、「定期的な運動の実施有り」の人は52%、「運動の習慣はないが、生活の中で身体を動かすようにしている」人は24%、「スポーツ・運動をしようと思っているが何もしていない」人は22%いることが分かった。

 「今後、今よりもっとスポーツや運動をしたいと思うか」との問いには、「思う」と考えている人が71%、「思わない」が29%。運動の有無タイプでは、定期的な運動があまり出来ていない層(定期的な運動はないが身体を動かすようにしている、何もしていない)ほど、今後の運動意向が高かった。

 今後、運動をもっと行いたい人に「運動で重視すること」を聞いたところ、「無理なく続けられる」72%、「健康面・身体面での効果が実感できる」66%、「精神面での効果」39%、「運動、身体を動かした結果が分かる」35%、「こりがほぐれる、柔軟性が増すなど気持ち良く動けること」30%が上位となった。

 また、自宅(屋内)で運動している人の割合は66%。実施している場所は、リビング・和室の一部を利用している人の割合が83%だった。

 こうした運動への取り組みや意識を背景に、リフォームについて質問したところ「庭まわりのリフォーム」38%、「断熱性能アップリフォーム」37%、「玄関リフォーム」30%、「空き部屋活用リフォーム1(空き部屋を運動や趣味のための空間にリフォームする)」29%の順で魅力があるという結果となり、日常生活の中で活動量を確保するリフォームが人気であることが分かった。

積水ホームテクノ 介護・医療福祉施設向けユニットバス用新製品を発売

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2018年8月29日

 積水化学工業の100%子会社である積水ホームテクノはこのほど、介護・医療福祉施設向けユニットバス用の新製品「wells自動洗浄・湯はり浴槽」を発売したと発表した。

 リモコンスイッチのワンタッチ操作だけで、浴槽の排水から洗浄、お湯はりまでを全自動で行える。同社の介護・医療福祉施設向けユニットバス「wellsシリーズ」に設置が可能で、同シリーズであれば既存ユニットバス浴槽の置き換えも可能な仕様となっている。価格は、wells浴室+四十万円(定価:施工費は別途)。

 同社は、来年度の目標販売台数として1000台を見込む。製品開発は、リンナイと共同で行った。介護・医療福祉施設で求められる入浴サービスでのニーズ調査を基に、仕様決定とユニットバス設計をホームテクノが担当し、リンナイはガス給湯器設計・制御技術を提供した。

 超高齢社会が進行する日本では、高齢者の増加と生産年齢人口の減少による介護士の不足が深刻化している。介護・医療福祉施設では、介護士不足への対応と、より質の高いサービス提供の両立が求められており、介護士の負担軽減や高齢者の自立動作を支援することへのニーズが高まっているのが現状だ。

 同製品は、時間のかかる浴槽の清掃・入浴準備作業を省力化することで、特に介護士の身体的な大きな負担を軽減する特長がある。浴槽清掃時の「腰をかがめる」「スポンジを使ってこする」といった動作が不要になり、また、自動で指定した湯の温度や湯はりが可能なため、入浴の準備作業から解放される

 。介護士は作業の機械化により得られた時間を、他の介護サービス・ケアに充てられるだけでなく、施設の入居者にとっても、常に新しくきれいなお湯で入浴できる利点がある。なお、ホームテクノは、10月10~12日に東京ビッグサイトで開催される「第45回国際福祉機器展 H.C.R.2018」に同製品の出品を予定している。