[積水化学工業・人事](7月1日)▽新事業開発部長、代表取締役専務執行役員ESG経営推進部担当、経営戦略部長加藤敬太▽住宅カンパニー人財開発部長蔭山延靖▽環境・ライフラインカンパニー東北支店長佐藤孔章▽新事業開発部LBグループ長柴山晃一。
積水化学工業 人事(7月1日)
2019年6月13日
2019年6月13日
2019年6月13日
2019年6月10日
積水化学工業の環境・ライフラインカンパニーは7日、JA三井リース・ほくつうの2社と提携し、水田用多機能型自動給水栓「水(み)まわりくん」のリースとレンタルプランを、10日から開始すると発表した。
「水まわりくん」は、積水化学製の水田用給水栓「エアダスバルブ」の上部に設置する駆動装置で、「エアダスバルブ」の開閉を自動化し、大幅な水管理の省力化を可能にした。
昨年の発売以来、すでに全国各地で500台以上の導入実績があり、国との実証実験では、大幅な省力化や収穫量の増加、節水効果などが確認されている。
一方で、「水まわりくん」の導入検討にあたり、顧客から初期投資の負担に関する声や、本格導入に向けた試用などのさまざまな要望が寄せられている。そこで、同社ではリースプランとレンタルプランを用意し、提携先と共同で展開することにした。
「水まわりくん」を導入する場合、初期導入の費用が農家の負担になることに加え、「水まわりくん」専用の「エアダスバルブ」との組み合わせが必要なため、他のバルブを設置している場合は「エアダスバルブ」への交換費がさらに初期導入の負担を重くしている。
リースプランはその初期導入の負担を軽減し、ほぼ全額を7年間で償却し、期間終了後に購入するかを選択するように設計した。料金は、リモコン型の場合、「水まわりくん」本体と「エアダスバルブ」、施工費込みで、年額2万7000円/台から。台数制限はなく、動産保険がある。リースプランの窓口はJA三井リース食農ビジネス推進部(TEL:03‐6775‐3077)。
一方、「エアダスバルブ」を設置している農家からは「水まわりくん」の本格的な導入の前に「まずは短期間使ってみたい」との要望が多数寄せられていた。そこで、1カ月ごとのレンタル契約のプランも併せて展開することにした。ネジでバルブが接続されている場合など、他のバルブからの交換が比較的容易な顧客も活用できる。
料金は「水まわりくん」本体だけで、タイマー型が月額4200円/台、リモコン型が同4400円/台、遠隔操作型は同5000円/台。台数は5台まで、動産保険はない。レンタルプランの窓口は、ほくつう(TEL:076‐237‐3817)。
2019年5月20日
2019年4月15日
積水化学工業のグループ会社であるセキスイハイム東北は、体感型ショールーム「セキスイハイムミュージアム仙台」(仙台市青葉区)を、13日にオープンした。
従来の同社住宅展示場とは異なり、VR(仮想現実)やAR(拡張現実)などを用いた施設。家づくりを「過去の災害から学ぶ」「セキスイハイムの家づくりを知る」「未来の住宅を想う」の3つのエリアに分けて説明する。
「過去の災害から学ぶ」エリアでは、家族を守る家づくりのポイントを「設計性能」と「施工性能」の両面から考えてもらう。地震だけでなく、ゲリラ豪雨や大型台風などの大規模自然災害が頻繁に発生するようになっている中で、映像やパネル、音声ガイダンスにより、災害に強い住宅の重要性を学ぶ。
「セキスイハイムの家づくりを知る」エリアでは、セキスイハイムの特長である工場生産・ユニット工法を説明する。ロボットの活用などによる高度な工業化技術でもたらされる品質や性能の安定性について、実験映像と模型、VRで解説する。
また、同施設が位置する地上14階から、ARを使って豪雪や寒波、地震などの災害が起こった際の仙台の街の様子を見ることができ、普段意識することが少ない身近な危険について、考えてもらうきっかけを提供する。
「未来の住宅を想う」エリアでは、将来の電力価格の上昇リスクや、自然災害に備えるエネルギー自給自足の暮らしを映像と音声で説明する。ZEH(ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス)の必要性と、セキスイハイムのスマートハウスを知ってもらう。
同施設があるのは、仙台駅に隣接したアクセスのよい場所。住宅建築を検討している顧客に、まず家づくりに関する一般的な知識を学んでもらい、その中でユニット工法や工場生産などのセキスイハイムの特長を理解してもらう。納得してもらいながら説明することで、顧客満足度の向上を目指す。
2019年4月12日
積水化学工業のグループ会社であるセキスイハイム中部は、愛知郡東郷町で「スマートハイムTB」シリーズの機能を搭載した2棟のオープンハウスを4月26日から公開する。
「スマートハイムTB」を搭載したA棟は、太陽光発電システム(PV)とトライブリッドパワコンを設置している。初期費用を抑え、将来のEV購入時にV2Hスタンドを増設できるモデル。
「スマートハイム VtoHeimPlus TB」搭載のB棟は、PV・蓄電池・V2Hスタンド・トライブリッドパワコンを標準採用しており、入居時からEVと住宅の連携が可能。EVへの充電や、停電シミュレーションなどが体験できる。
開館時間は午前10時から午後6時。毎週火曜と水曜が定休日(そのほか、同社定休日に準じる)。見学は予約制。
セキスイハイムグループでは、2月23日にPVと蓄電池、EVが連携し、暮らしに合わせた電気の使い方を提案するV2H住宅の新機能「スマートハイムTB」シリーズを発売した。PVと蓄電池、EVを接続するV2Hスタンドの3機器を、1つのシステムとして連携できるトライブリッドパワコンを標準採用している。
同社の販売エリア(愛知・岐阜・三重・石川・福井・富山)は、EVとプラグインハイブリッド車(PHEV)の保有台数、充電スタンドの設置数が多い地域。一方で、大都市部を除き、公共交通機関が整備されていない地域が多いにもかかわらず、ガソリンスタンドの減少率が高い地域もある。
これらの地域の中でも、特に車が欠かせないエリアで、EVと連携する住宅のイメージを掴んでもらう体験型のオープンハウスを公開し、環境性・経済性・停電時の安心メリットを理解してもらうことで、需要の顕在化を図る。
2019年4月8日
2019年4月4日
新入社員の皆さん、積水化学グループへの入社おめでとう。心からのお祝いと歓迎の意を表し、私から新入社員の皆さんに期待することを3つ伝える。
①限りない努力:「一隅を照らす」という言葉がある。「それぞれの持ち場や立場で精一杯努力をする人は何者にも代えがたい大事な国の宝である」という意味だ。まずは、自分の持ち場で目の前の仕事に全力で取り組んでほしい。
②人は仕事で磨かれる:何のために働くのか。それは仕事を通じて自分を鍛え、磨き上げ、人間として成長していくためだ。今後、困難な仕事や試練は必ずやってくる。その時には逃げずに挑戦してほしい。その経験が必ず自分を磨く。
③ESGについて自ら知見を深める:ESGを経営のど真ん中に置き、事業を通じて普遍的な社会課題を解決しSDGsに貢献することは、積水化学グループの社会的使命であり責任だ。皆さんも自分自身で、社会課題にどのように取り組むべきかを、しっかりと考え勉強してほしい。
皆さん一人ひとりの限りない努力と挑戦で、積水化学グループの成長を導いてほしい。皆さんのこれからの健闘を祈る。
2019年3月26日
積水化学工業のグループ会社であるセキスイファミエス中部は25日、ショールーム「セキスイファミエスミュージアム名古屋西」を、4月6日にオープンすると発表した。セキスイハイムの居住者を対象に、「住まいの価値向上リフォーム」を提案する。
セキスイハイムの理念に沿った「住まいの価値が続く」ための最新リフォームメニューを「環境にやさしい住まい」「安心に暮らせる住まい」「快適に暮らせる住まい」のテーマにより、実物や映像・パネルなどでわかりやすく展示し、メンテナンスやリフォームのサポートを行う。また、「セキスイハイムの歴史」を紹介するとともに、「60年・長期サポートシステム」の拠点として、顧客とのコミュニケーションにも活用する予定だ。
「環境にやさしい住まい」では、環境貢献商品の中心である「再生可能エネルギーの最大活用(太陽光・蓄電池)」、「高耐久外装材(タイル外壁・ステンレス屋根)」、「省エネ性強化(高断熱サッシ)」などについて説明する。
「安心に暮らせる住まい」では、加齢に配慮した住宅を目指すための「バリアフリー化(床段差解消浴室)」について、現物を用いて紹介。また、近年多発している自然災害による被害への対策も説明。映像を使い「災害による停電時も電気が使える暮らし(スマートハウス化)」などを分かりやすく解する。
「快適に暮らせる住まい」では、最新のキッチン・トイレ・サニタリー・バスなどの水まわり設備や家具メーカーとのコラボレーションした空間などを展示。雨戸の電動シャッター化や家族変化などに伴うプラン変更、居室以外の寒さも軽減できる温熱バリアフリー(床下を活用した独自の冷暖房)など、快適に暮らすための設備の紹介と提案を行う。
「セキスイファミエスミュージアム名古屋西」は名古屋市西区八筋町310に開設する。入館は完全予約制で、開館時間は午前10時から午後7時。火曜・水曜休館。
2019年3月20日
積水化学工業の環境・ライフラインカンパニーは19日、近年の気候環境に対応した、年間を通して「反(そ)り」に強い硬質塩化ビニル管「エスロンパイプ・+(プラス)」を、4月1日より全国発売すると発表した。
同社は、耐食性と施工性に優れている硬質塩化ビニル管「エスロンパイプ」を1952年から製造・販売しており、建築設備の給排水管・下水道管・農業用水管など幅広い分野で使用されている。しかし、硬質塩化ビニル管は日差しの強い夏季に直射日光に曝されると、熱変形を起こし、反りが発生することがある。在庫中に反りが発生すると、施工の際に「勾配がとれない」「配管がしづらい」などの問題が起こる。
そこで同社は、独自の配合と技術で、2002年には反りを従来の約2分の1に低減する「エスロンサマーパイプ」を、主に戸建て住宅の排水管に使われるVU管(薄肉管)向けに開発し、夏季(5~8月)限定で製造・販売してきた。ただ、近年は急激な気候変動により、夏季だけでなく年間を通じて温度の上昇が観測されている。
こうした気候変動に対応するため、同社では全面的な性能向上に注力。硬質塩化ビニル管の反りは、管表面への蓄熱による熱変形のため、高い気温の中でも、蓄熱を防ぐことがポイントとなる。また、年間を通じての気温の上昇に対応するため、反りの発生しやすいVU管以外の管種への拡大や、通年での供給へのニーズが出てきている。
そこで同社は、67年の歴史で初めて、「エスロンパイプ」を全面的に性能向上させ、①年間を通じて「反り」に強い②適用管種が大幅に拡大③保管・在庫管理の簡易化、といった特長をもった「エスロンパイプ・+」を開発した。