三菱ケミカルグループ 陰イオン交換樹脂、PFAS除去の研究を発表

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2024年3月18日

 三菱ケミカルグループはこのほど、三菱ケミカル、金沢大学大学院、金沢大学、中央大学の研究グループが、九州大学で開催された「第58回日本水環境学会年会」(今月6~8日)において、陰イオン交換時樹脂のPFAS除去について、研究成果を発表した。

 演題は

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ダイセルと金沢大学 可視光でCO2をCOに光還元

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2023年12月14日

 ダイセルと金沢大学の共同研究グループはこのほど、爆轟(ばくごう)法で合成したナノダイヤモンドを基軸にした固体触媒を開発し、可視光の照射で生成する電子によりCO2をCOへ還元させることに成功した。

可視光でCO2をCOに光還元

 太陽光に6%程度

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住友ゴム 低燃費タイヤにつながるバイオポリマーを合成

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2022年11月25日

 住友ゴム工業はこのほど、東北大学、金沢大学、埼玉大学などと共同で、低燃費タイヤの開発につながるバイオポリマーの合成に成功した。

 同研究グループはこれまで、鎖長に影響を

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住友ゴム工業 トマト由来酵素で長鎖長ポリイソプレンを合成

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2022年7月14日

 住友ゴム工業はこのほど、東北大学、金沢大学、埼玉大学らと共同で天然ゴムの鎖長制御に重要な天然ゴム合成酵素の部位を特定し、この部位をトマト由来酵素に組み込むことで、自然界には存在しない構造のバイオポリマーの合成に成功した。

  今回、

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理研など 計算値データの機械学習で不斉触媒設計に成功

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2022年3月23日

 理化学研究所と金沢大学の共同研究グループはこのほど、遷移状態計算と機械学習を併用した高選択性不斉触媒の計算機上の設計に成功した。

 分子の立体構造は生物活性に大きく影響するため、医農薬品開発などには、

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ダイセル 新規改質セルロース開発、産学共同研究に採択

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2021年10月21日

 ダイセルと金沢大学はこのほど、科学技術振興機構(JST)の研究成果展開事業 研究成果最適展開支援プログラム(A-STEP)産学共同(本格型)の新規採択課題として、「バイオマスプロダクトツリーを実現する新規改質セルロースの開発」が採択されたと発表した。研究期間は今年10月~2023年3月を予定している。

 両者は長年、セルロースを中心に共同研究や人材交流を続けており、2018年には包括連携協定を締結、2019年には「先導科学技術共同研究講座」を設置し、セルロース系の脱ヒ素浄化材の開発研究や、バイオマス由来の脱石油系合成プラスチックの製造を目指した基礎研究に取り組んできた。

 そして、昨年12月には「金沢大学新産学協働研究拠点(仮称)」を設置することで合意。利用の進んでいない森林資源や、農業・水産業の副産物、廃棄物など、一次産業から生じる天然資源を、環境にやさしい次世代化学変換プロセスによって、様々なバイオマス新素材に変換する技術を共同研究し、「バイオマスプロダクトツリー」の実現に向けた取り組みを進めている。

 今回採択された課題は、人類がこれ以上地球に負荷をかけることのない未来社会を目指すバイオマスプロダクトツリー構想を実現するために、木材や綿花などのバイオマス資源から効率的に製造される、成形加工性と海洋分解性に優れた新規改質セルロースを開発すること。

 具体的には、新規改質セルロースの連続製造プロセスのセンシング技術、低コスト・省エネルギー化、ワンウェイ用途のプラスチック製品に対応した成形加工性を実現する物性制御技術などについて研究開発を進めていく。

ダイセル 新たな産学連携拠点の施設、金沢大に設置

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2020年12月9日

 ダイセルはこのほど、金沢大学と新たな産学連携拠点施設を同大の角間キャンパスに設置し、2022年から供用開始することに合意したと発表した。

 ダイセルは第四次長期ビジョンとともに、「サステナブル経営方針」を策定し、人々に幸せを提供する価値ある製品を、ヒトや地球にやさしい方法で生産する技術を開発・発展させることで、持続可能な社会の実現に貢献することを目指している。

 その中で、同社が長年扱ってきたセルロースをはじめとする脱石油につながる天然由来資源の有効活用「バイオマスプロダクトツリー構想」と、幅広い産業分野との連携で新たな社会的価値を創出できる仕組みづくり「クロスバリューチェーン構想」を推進。金沢大学との間では、長年、セルロースを中心に共同研究や人材交流を続けており、2018年には包括連携協定を締結。昨年には「先導科学技術共同研究講座」と同研究室を設置し、セルロース系の脱ヒ素浄化材の開発研究や、バイオマス由来の脱石油系合成プラスチックの製造を目指した基礎研究に取り組んでいる。

 今回の「新産学協働研究所(仮称)」では、バイオマスを活用したオープンイノベーション拠点として、林業、農業、水産業の一次産業の産品やその副産物、廃棄物などの森林資源・穀物資源・海洋資源などを、環境にやさしい次世代化学変換プロセスよって、様々なバイオマス新素材に変換する技術を共同研究し、その社会実装により「バイオマスプロダクトツリー構想」を実現していく重要な研究拠点となる。

NEDOなど 流水熱エネルギーに特化した熱交換ユニットを開発

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2019年9月2日

 NEDO・ジオシステム・角藤は、農研機構・東北大学・金沢大学と共同で、農業用水や温泉水などの流水がもつ再生可能エネルギー熱の利用に特化した、樹脂製投げ込み式熱交換ユニットを開発した。

 投げ込み式熱交換器とは、流水や水槽類の中に設置し、液体の温度を加熱または冷却させる装置。今回対象とした流水は、さまざまな異物やスケールを生じる化学成分が含まれる可能性が高いため、腐食に強く、メンテナンスが容易な樹脂製投げ込み式熱交換器の使用が適している。

 しかし、従来の樹脂製投げ込み式熱交換器は、熱交換性能が低いことなどから投資対効果が合わないことが多く、利用可能な流水の条件が限られ、熱利用が進んでいない状況だった。

 今回開発した熱交換ユニットは、水を強制攪拌するためのエアレーション機構を搭載し、既存の樹脂製投げ込み式熱交換器と比べ、熱交換性能を約6倍に高めた。また、多数細管構造の熱交換器を採用し、既存の樹脂製熱交換器と比較して、循環水の圧力損失を約10分の1に抑え、流水からの安価な熱回収を実現した。

 開発では、ジオシステムが樹脂製投げ込み式熱交換ユニットの設計・試作・性能評価、角藤が性能・機能要件整理、農研機構が平板型樹脂製投げ込み式熱交換器の基本性能計測と設置方法の開発、東北大学がエアレーション機構の熱・流動解析など、金沢大学が平板型樹脂製投げ込み式熱交換器の数値シミュレーションなどの技術開発の役割を担った。

 この熱交換ユニットは、今後、ジオシステムが「G‐HEX」の製品名で販売を開始する予定。これにより、今まで十分に活用できていなかった流水熱源からの高効率な熱利用が可能となり、再生可能エネルギー熱利用の普及拡大が期待できる。

ダイセル セルロースで金沢大学に共同研究講座を設置

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2019年7月26日

 ダイセルは25日、同社の主力事業であるセルロース分野での新規商材創出を目標に、金沢大学との共同研究講座を同学内に設置すると発表した。

 ダイセルと金沢大学は、昨年7月に包括連携協定を締結し、複数の共同研究を実施してきた。今回、新たに共同研究講座「先導科学技術共同研究講座」と同研究室を金沢大学内に設置し、ダイセルが特任教員2名を派遣する。

 共同研究講座は、大学が施設や設備を、企業が教員と研究費を提供して共同研究を行うことで、その成果の社会実装と産業展開を目指す研究・教育制度。近年、多くの大学がこの制度を導入している。