【アジア石化特集】カントリーレポート 韓国

, ,

2024年6月13日

世界的な供給過剰と景気低迷が影響、稼働率75%に悪化

 2023年の韓国のGDPは、前年から1.2ポイント低下し、1.4%となった。分野別では建設業が拡大したのに対し、製造業とサービス業が減少した。2024年は2.1%の成長が見込まれるが、それをけん引するのは、内需の伸び以上に輸出の拡大によるところが大きい。輸出と設備投資の好調な伸びで経済は緩やかに改善し、内需全体も緩やかな回復になると予想される。

韓国KPIA シン・ハクチョル会長

 2023年の石油化学産業は、

コンテンツの残りを閲覧するにはログインが必要です。 お願い . あなたは会員ですか ? 会員について

住友化学 半導体材料事業を拡大、韓国で生産・開発強化

, , ,

2024年5月17日

 住友化学はこのほど、韓国で半導体関連材料の生産と研究開発体制を強化する方針を打ち出した。

韓国の100%子会社・東友ファインケム益山工場(既存設備)

 韓国の完全子会社である東友ファインケムの益山(イクサン)工場では、

コンテンツの残りを閲覧するにはログインが必要です。 お願い . あなたは会員ですか ? 会員について

ADEKA 韓国半導体R&Dセンターの拡大移転が完了

, , , ,

2024年5月17日

 ADEKAはこのほど、先端半導体材料の製膜・評価プロセス体制を強化するため韓国で進めていたR&Dセンターの拡大移転が完了し、「ADEKA KOREA R&D CENTER」(京畿道華城市)の開所式を開催した。

開所式で挨拶する城詰秀尊社長

 投資金額は13億円で、延床面積は移転前の7倍。従来比2倍となるクリーンルームには、

コンテンツの残りを閲覧するにはログインが必要です。 お願い . あなたは会員ですか ? 会員について

【アジア石化特集・カントリーレポート】韓国

, , ,

2023年6月8日

世界的な供給過剰と景気後退が影響、稼働率80%割れに

 2022年のGDPは、前年比1.5ポイント減の2.6%となった。昨年後半に消費が急速に改善し回復基調が続いたが、世界経済の減速を受け輸出が落ち込み成長が鈍化した。

 2023年のGDPも1.6%の低成長と見られ、

コンテンツの残りを閲覧するにはログインが必要です。 お願い . あなたは会員ですか ? 会員について

三菱ガス化学 韓国でPOMなどの販売会社が営業を開始

, , , , ,

2022年4月14日

 三菱ガス化学はこのほど、連結子会社であるグローバルポリアセタール(GPAC)の子会社で、韓国においてポリアセタール樹脂(POM)などを販売する韓国ポリアセタール(KPAC)が営業を開始したと発表した。

 同社は中期経営計画において、POM事業を

コンテンツの残りを閲覧するにはログインが必要です。 お願い . あなたは会員ですか ? 会員について

日本酸素 アジア地域の半導体材料ガスの製造能力を増強

, , , , , ,

2021年11月10日

 日本酸素ホールディングスは8日、日本、韓国、中国において電子材料ガスであるジボラン(B2H6)ガスの製造能力を2023年末までに順次増強することを決定したと発表した。韓国は2022年上期、日本と中国は2023年末の完成を予定しており、3拠点とも製造能力を倍増する計画だ。

 ライフスタイルの変化、5G、IoTの普及によるデータ通信量の増加や自動車向け半導体需要の増加などを背景に、半導体デバイスの需要は増加傾向が続いている。

 ジボランガスは、ロジック(演算素子)、メモリ(記憶素子)から、ディスクリート(個別半導体)まで、幅広い半導体デバイスの製造において不可欠な材料であり、半導体メーカー各社の製造能力の増強に合わせてその需要が急激に拡大している。

 同社は、これまで「トータルエレクトロニクス」の戦略に基づき、顧客の需要伸長に対応。日本国内のみで製造していたジボランガスについて、韓国、中国での製造を開始し、供給能力を増強してきた。

 同社は今後も、需要の伸長が見込まれるアジア地域でさらなる投資を推進し、半導体メーカーの需要増に応えていくとともに、グローバルサプライチェーンの強化も進めていく。

東ソー 韓国で石英ガラス製品の生産拠点建設を決定

, , , ,

2019年12月13日

 東ソーは12日、グループ会社である東ソー・クォーツが、韓国で現地法人を設立し、石英ガラス製品の現地生産を開始することを決定したと発表した。なお、工場については約1万㎡の既存建屋を取得し、最新鋭の生産設備を導入する予定。

 半導体市場は、スマートフォンの大容量化、IoT機器やAI(人工知能)向け、EV(電気自動車)や自動運転技術の進展による車載向け需要の伸長など、市場の拡大が見込まれている。東ソー・クォーツは、半導体市場の需要拡大で大きな役割を担う韓国において設備投資を実施し、日本・台湾に続く同社の拠点として拡充していく。

 今年度中に現地法人を設立し、2020年度中に生産を開始する計画。日本・台湾で培った世界トップクラスの技術・経験と最新設備の導入を韓国でも進め、グローバルにさらに拡大する石英ガラス製品需要に対応していく。東ソーグループは、今回の計画の実施により、旺盛な需要の拡大に対応するとともに、今後も高機能材料事業の収益力の強化を図っていく方針だ。

【アジア石化特集・カントリーレポート】韓国 国内需要弱く石化部門は稼働率低下、輸出は米国向け好調

,

2019年5月30日

 2018年のGDP成長率は、前年比0.4ポイント減の2.7%となった。2019年のGDPは2.6%とやや低下すると見られている。

 政府の所得支援政策によって個人消費は緩やかに増加するが、世帯収入の伸び悩みと消費者心理の低迷が要因。設備投資については、半導体は回復が期待されるが、

コンテンツの残りを閲覧するにはログインが必要です。 お願い . あなたは会員ですか ? 会員について