BASFジャパン 茅ケ崎に建設化学品事業の本部を開設

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2018年11月26日

 BASFジャパンはこのほど、神奈川県茅ケ崎市に、日本の建設化学品事業の本部として、「コンストラクション・コンピテンシーセンター」を開設したと発表した。同センターの設立により、建設業界の顧客へ提供するBASFのイノベーションとサービスを、さらに向上させる。

茅ケ崎市に開設した「コンストラクション・コンピテンシーセンター」
茅ケ崎市に開設した「コンストラクション・コンピテンシーセンター」

 BASFジャパン建設化学品事業部の池田尚浩執行役員によると、前身の茅ケ崎技術開発センターでは長年、コンクリートに関する様々な研究テーマについて、知識や最善の方法を業界の専門家と共有してきた。

 この信頼とイノベーションを継承し、業界でのリーディングポジションを高め、建設産業に向けた高品質な製品やソリューションの提供をするため、茅ケ崎技術開発センターをコンストラクション・コンピテンシーセンターとして、新たにスタートさせたという。

 また、同センターをBASFの建設化学品事業部の本部として定め、日本全国16カ所の生産拠点と、販売子会社のポゾリス・ソリューションズのオペレーション業務を統括する。

 池田執行役員は「セールスやマーケティング、カスタマーサービス、研究開発、生産管理などの機能を統括することで、業務効率が向上する」と述べ、引き続き設備投資を行っていく方針も示した。

 BASFは2016年に建設化学品事業部に新たな研究開発チームを設置し、昨年はポゾリス・ソリューションズを設立した。今年は革新的混和剤「マスターレオシュア」と、トンネル建設のソリューション「マスターロック」を上市している

BASFジャパン 大学生向け無料のキャリア支援カフェに協賛

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2018年10月22日

 BASFジャパンは、先月25日からエンリッションが運営する「知るカフェ」の15店舗をスポンサー企業として支援している。

 「知るカフェ」は、質の高いコーヒーや快適な学習の場と、キャリア支援を受ける機会を無料で提供する、大学生限定のカフェ。これらのカフェはスポンサー費用により大学の徒歩圏内で運営されており、学生が企業との交流を通してプロの世界について学び、将来のキャリアについて考える環境が整備されている。

 BASFジャパン人事本部長の中山多美恵執行役員は「『知るカフェ』は、学生が有力企業とつながりをもち、将来のキャリアを形成していく上で役立つユニークなプラットフォームだ。スポンサーとして支援することにより、カジュアルな雰囲気のなかで、採用候補者をはじめ、将来当社の顧客やコミュニティーリーダーになり得る方々と触れ合い、良い関係を築くことができる」との考えを示した。

 BASFは今後、キャリア支援とプロモーション活動の一環として、カフェで交流会を開催する予定だ。