石油化学工業協会が21日に発表した6月のMMA(メタクリル酸メチル)の需給実績によると、モノマーの国内出荷は前年同月比24%減の8412tとなった。6ヵ月連続のマイナスとなり、2ヵ月連続で9000tを下回っている。
ポリマーの国内出荷は、
2022年7月22日
2022年6月21日
2022年5月27日
2022年4月21日
2022年3月18日
2022年3月9日
三菱ケミカルと三菱ケミカルメタクリレーツは8日、MMA(メタクリル酸メチル)、MAA(メタクリル酸)、メタクリル酸エステル類の国内価格について、4月1日出荷分からの値上げを決め、取引先との交渉を開始したと発表した。改定幅はMMA、MAA、メタクリル酸エステル類(BMA、HEMAなど)とも「25円/kg以上」。
同社は、主要原料の1つであるナフサ価格の上昇などを背景に、今年2月1日出荷分から当該製品の価格改定を行った。しかしその後も国産ナフサ価格は高騰し、7万円/klを超える水準まで達している。加えて、アンモニア価格の上昇、原油高や天然ガス価格高騰によるユーティリティコストの上昇、物流費、その他副原料の上昇で、MMAとその誘導品の製造コストはさらに上昇している。
同社は、今後も国内顧客へ良品質の製品を安定的に供給していくために、値上げせざるを得ないと判断した。
2022年2月18日
2022年1月31日
2021年12月24日
2021年11月19日