産総研 PET関連物質を嫌気性環境で分解する微生物

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2022年7月28日

 産業技術総合研究所(産総研)はこのほど、PET(ポリエチレンテレフタレート)のモノマー・原料の嫌気性環境での生分解性を明らかにし、その分解経路と分解微生物を推定した。

 環境中に排出されたプラスチック類は

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三菱ケミカル バイオ由来ポリエステル特許、クラレに供与

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2021年6月29日

 三菱ケミカルは28日、同社がもつバイオマス原料由来ポリエステルに係る基本特許を含む関連特許について、クラレおよびクラレトレーディングとライセンス契約を締結したと発表した。ライセンス対象の製品は、再生可能なバイオマス原料によるPET(ポリエチレンテレフタレート)。繊維をはじめ様々な用途が見込まれており、従来の石油由来の製品と比べ、温暖化ガスの排出量を抑えることができる。

 同特許は、バイオマス原料由来の高品質ポリエステルそのものに関する物質特許。製造販売など事業を行う上で必要な基本特許となり、これまで日本のみならず米国、欧州、中国で特許登録を完了している。

 さらに、三菱ケミカルは、今回の特許以外にもバイオマス原料由来の製品に関する特許を数多く保有している。今後、環境負荷の低いバイオマス原料由来の製品を普及させるために、自社事業の拡大だけではなく、外部との協業やライセンス供与を積極的に推進させることで、持続可能な新炭素社会の構築に貢献していく。