昭和電工は、今年度から新中期経営計画「The TOP 2021」(2019~2021年度)がスタート。前中計で高めた「稼ぐ力」を基盤に、新中計では長期的な事業成長へと大きく舵を切る方針だ。前中計では石油化学と無機セグメントが市況高騰を背景に想定以上の収益を稼いだことに加え、他の3セグメント(化学品、エレクトロニクス、アルミニウム)も計画通り収益力がアップするなど、大幅に最終年度の目標を上回る着地となった。
14日の決算会見において森川宏平社長は「2018年度の業績は、利益項目全て2年連続で過去最高益を更新した。今年度は経営環境が厳しくなると想定されるが、