東京セキスイハイムは18日、積水化学グループが全社プロジェクトとして開発を行っている「スマートハイムシティ朝霞」で、2018年度「いきもの共生事業所認証(ABINC認証)を取得したと発表した。
ABINC認証とは、いきもの共生事業推進協議会が、自然と人との共生を企業に促すための生物多様性保全の取り組み成果を認証する制度。「スマートハイムシティ朝霞」では、統一感・連続感のある緑化方針が評価され認証に至った。
セキスイハイムグループでは分譲事業において、まちの資産価値を維持・向上させることで、サステナブル・タウンのスキーム創成に取り組んでいる。これにより顧客満足度の向上だけでなく、積水化学グループが目標にするESG経営の実践も目指していく考えだ。
積水化学は、埼玉県朝霞市でまちづくりを推進し、2020年にまちびらきを予定している。「スマートハイムシティ朝霞」では、住民に健やかに暮らしてもらえるよう、まちの約25%を緑地などとし、周辺の自然環境と生態系保全に配慮したまちづくりを行っている。
緑をより身近に感じられ、気分に合わせて過ごせるために、まちのランドマークであるネイバーズサークル(ネイバーズストア、保育施設、クラブハウスと宮台公園を内包した広場)や分譲街区へつながるガーデンストリート(歩行者・自転車専用道路)、健康エリアとしてフィットネスパーク(笹橋公園と黒目川プロムナードで構成)といったエリアを用意している。