アジア石化市況 ナフサ安で相対的に弱含みに

2019年7月2日

 アジア地域の石化市況では、ナフサが前週比70ドルと大幅に下落したことで、6月第1週はオレフィン、芳香族とも相対的に弱含みの展開となった。ただ、ブタジエンやベンゼンなどは小幅ながら上昇するなど、他製品とは違う動きを見せている。

 エチレンは810~850ドル/tでの取引となった。原油価格に連動したナフサ安や誘導品の定修による影響に加え、ポリエチレン(PE)需要の低迷が重なり、下値で70ドル安と大幅に下落した。

 ナフサとのスプレッドは

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