塩ビ工業・環境協会(VEC)が17日に発表した需給実績によると、今年4-6月期の塩ビ樹脂(PVC)の総出荷量は前年同期比9%増の39万1800tとなり、昨年10-12月期から3期連続のプラスとなった。4-6月期の国内出荷は1%減の25万1400tで推移。
用途別で見ると、硬質用は4%減の13万2800t、軟質用は3%減の6万800t、電線・その他用は7%増の5万7800t。輸出は、34%増の14万400tと大幅な増加となった。
同日開催の定例会見で、横田浩会長(トクヤマ社長)は、「国内出荷は対前年同期比で、若干下振れしたが、ほぼ前年並みの仕上がりと捉えている。2017年との比較で見ると、