淡輪日化協会長、持続可能な社会への貢献を強調
日本化学工業協会や石油化学工業協会など、化学関連52団体の共催による化学業界合同新年賀詞交歓会が7日、都内のホテルで開催され、関係者約1200人が出席した。最初に52団体を代表して、日本化学工業協会の淡輪敏会長(三井化学社長)が挨拶を行った。淡輪会長はまず昨年を振り返り、新天皇の即位と旭化成の吉野彰フェローのノーベル化学賞受賞への祝意を表した。
昨年の事業環境については、米中貿易摩擦の激化などにより厳しかったとするとともに、「石化・基礎化学品を中心に需要低迷と市況下落の影響を受け、業績面でも厳しい年であった」との認識を示した。
また、昨年は国連環境サミットで