日本ポリプロは4日、タイIRPCと、PPコンパウンド事業に関し、ASEAN地域における自動車関連向けの製品・サービスの供給を目的として、バンコクに合弁会社を発足させることに合意したと発表した。
日本ポリプロの子会社である「マイテックスポリマーズ・タイランド」の持分50%をIRPCに譲渡する。今後、関係各国・地域の競争法当局の許認可取得に向けた手続きを進め、2020年内に合弁形態による事業運営を開始する予定だ。
合弁会社は、インラインコンパウンド設備や、製造や知的財産を含む技術資源など両社の強みを活用することで、技術力、マーケティングおよびコスト競争力の強化を進め、ASEAN地域の自動車関連市場への浸透を図っていく。また、合弁開始後も引き続き、日本ポリプログループの一員として、グループ各社と共同で、顧客のニーズに応えていく方針だ。