芳香族も全面安、SMは反発しスプレッドが改善
アジア地域の4月第1週の石化市況は、新型コロナウイルスによる感染が広まり世界経済にブレーキがかかる中、オレフィン・芳香族とも下落基調を継続した。原油価格が一段安になったことに連動し、ナフサ市況は前週比19ドル安の187ドル/tと、200ドル台割れを記録している。エチレンは、下値110ドル安、上値50ドル安の400~500ドル/tでの取引となった。
大幅下落の要因として、ナフサ安に加え誘導品の需要減少が挙げられる。スプレッドも
2020年4月21日