アジア石化市況 エチレンは下値800ドル/tに下落

2020年7月21日

芳香族はほぼ前週並み、SM市況は3週連続上昇

 アジア地域の7月第1週の石化市況では、エチレンは、下値20ドル安、上値ステイの800~900ドル/tでの取引となった。下値が下落したのは、底値(320ドル)を記録した4月第4週以来10週間ぶりとなる。前週同様、堅調な需要が続いているものの、誘導品の価格転嫁が遅れていることから、需給バランスが緩むとの見方が出ており、価格レンジがさらに広がった。

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