汎用四樹脂 6月の国内出荷は制限解除で持ち直しの動き

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2020年7月27日

 業界筋によると、6月の汎用四樹脂の国内出荷は、すべての樹脂で前年同月比マイナスを継続。5月に引き続き単月の出荷量として近年では最低レベルの出荷となった。ただ前月比では、営業日数の増加に加え、5月下旬にコロナ禍による緊急事態宣言が解除されたことでプラスに転じた。個人消費の面では厳しい状況が続いているものの、経済活動が再開されたことで持ち直しの動きが出始めているもようだ。

 前年比で分野別に見ると、主用途であるポリエチレン(LDPE、HDPE)のフィルム分野、ポリプロピレン(PP)の射出成形分野、ポリスチレン(PS)の包装分野の出荷で大幅な減少が見られた。

 6月の品目別の出荷合計は、

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